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作品211121 LIVE本番の日

ライヴって響きが好きだ。本番って響きが好きだ。非日常をたっぷり味わう。

非日常のために日常があって、日常のために非日常がある、みたいな支え合いみたいな。

ライヴの感想がたくさん届いた。

「仕事と一緒でボーカルだけでは成り立たない。お客もいて支え合っての空間。本当に素敵な時間でした。」

こんな感想をいただけた時、そう感じてもらえた時間を共有できて本当に嬉しく思える。

小学生のお客さんも来てくれた。初めての生歌だそうだ。ママから「記憶に残りますね。」とメッセージをいただいて、めちゃくちゃ嬉しかった。記憶に残して欲しい!などとは思わないし、むしろ忘れてもらって全然かまわないんだけど(むしろその少年にとって自身の楽しき集中できる時間がこれからの未来にあるはずだから)だけど、大人が一生懸命で、そして全力で楽しんでいる姿を見せられたのだとしたら、良かったと思う。

大学生のお客さんも「自分もがんばろうと思えた」と言ってくれたり、70歳以上の人生の先輩ご夫婦も来てくれた。お父様の方はこういう場に来られるのは初めてだそうで、帰らず(笑)最後まで聴いて頂けたことに感謝だ。こういった世代を超えて「音を楽しむ」と書く音楽を、言葉のごとく、楽しめてたのならそれは最大の喜びだ。

私のダメさ加減に自分で滅入って、私はバンドメンバー皆に迷惑をかけている、と漏らしてしまった時に

「バンドっていいよね、迷惑のかけ合いだよ。」っておしえてくれたひとがいる。私はその言葉で救われた気がした。

わがバンド、天然醸造のバンマスもそういう精神の持ち主だから、私は自由に歌わせてもらえてた。涙!だから、あまり自分がダメだとかで謙遜しすぎず卑屈になりすぎず、バンドメンバーに甘えて、信じて、助けてもらって、私も誰かが溺れそうになった時、すぐさまいつでも助けるぜ!!!という心持ちで演奏できた。(まだ自分のことでいっぱいいっぱいで、助けるまでの自分に至っていないが、、)

本当にひとりじゃなんも出来なかった。涙

人間は皆、孤独だ。孤独の中で日常を生きてきて、でも、こういう非日常の音楽ライヴの場で、演者もお客もひとつになれるような空間で、出逢ったり再会したりして、また離れて独りでがんばったり、で、また集まって、元気の交換し合ったり。って、なんかこういうのがイイ。

写真はいただいた花束。ありがとうございます!

もらったとき、

嬉しくてつい「枯らさないようにします。」とつい言っちゃったけど、すぐそれは嘘だって気づいたから、すぐ撤回したけど。

「気持ちは枯らしたくない〜!!」って音楽への気持ちと一緒だ。

ライヴの翌日は、早番(TOT)

きっとステキで、きっとステキじゃない日常がやってきます(笑)

みなさんもがんばりまっしょい!ステキでもステキじゃなくても。



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