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努力しても夢は叶わない話

SNSなどを見渡すと、「成功者」の人は、これから道を拓きたいであろうフォロワーたちに、役立ちそうなアドバイスをします。先日も「成功者」がポジティブで前向きな「頑張ろう発言」をしていたのですが、受け取った側のネガティブな反響が大きくなり、話題となっていました。

ネガティブな反応とは、「努力しても、絶対に叶うわけじゃない」という成功者に対する反論です。

これは確かにそうなのであり、目指す全員がメジャーリーガーになれたり、東大・京大に入れたりはしないでしょう。

しかし、成功者の方も再反論していましたが、「絶対にうまく行くと言えないものなら最初からやめておく、と選択するのは、個人それぞれの人生ですから自由」なわけです。そう言った成功の確証はないけれど、「それでも挑戦したい!」と思える人への応援歌だったはずであり、まあ炎上と表現したものの、大半の人はわかっていることでしょう。

貧乏話、苦労話

ただ1点、気になるのは、成功者の「今」しか見えてない人たちが文句を言っているように思えることです。

冒頭の「成功者」は、確か50代に突入した年齢ですが、子供時代は、親がいない、お金がないという理由で、各年齢における「その時の夢」を諦め続けてきた人生のようでした。中には、実力を理由に撤退したものもあるようですが、それすらも「環境(お金)」で解決できる場合はあるため、スタートラインから平等ではないのです。

ただ、今は、その時間を一つ一つ取り戻すかのように、30代、40代、そして50代と、様々なことを「実現」し、現在成功者と見られるポジションになったようですし、さらに進んでいく予定のようです。

こう言ったエピソードを一部の人が嫌うのは分かります。なぜなら、「それは特殊な成功例だろう」と思うからです。しかし意外と「突破した人」も、少なくはないのです。

努力

Wedgeという雑誌に、27歳で社長になった現在31歳(2023年)の方のインタビューがありました。幼少期は、6人家族で年収200万、納豆1パックを全員で分けるくらいの貧乏暮らしだったようです。

そこから成り上がっていく話なのですが、結局のところ、「お金の問題で諦めるのか」であり、もっと言えば「お前の夢はその程度か」ということであると思います。

反対側から表現すると、「それでもやってみたい!」と思えるほどのゴールさえ見つけられれば、「人生勝ち確」であり、たしかに絶対叶うわけ(確)ではないのだけれど、楽しく生きられることは間違い無い(確)でしょう。

まずはゴール設定を、ということですが、そのためにも「前提となる知識」は必要となるでしょう。例えばこの地球に、「日本しかない」という認識の人は、海外の人とやりとりするという発想自体、生まれることがないはずです。

以上。

また連絡します。

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