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報知杯弥生賞ディープインパクト記念(GⅡ)、チューリップ賞(GⅡ)及び夕刊フジ賞オーシャンステークス(GⅢ)の分析と傾向


あおい
「3月ですね。3月3日はひな祭りだけれど、私は彼氏と競馬!なのだよ。で!次回のオープン戦の分析と傾向の解説をお願いしますね」

馬五郎
「ひな祭りより競馬かいな。花より団子やな。そしたら、あおいちゃんのために解説するで
まずは、

夕刊フジ賞オーシャンステークス

高松宮記念の前哨戦やな、オーシャンS、2023年の時、ディヴィナシオンって馬がおってな、15番人気やったけど、単勝オッズが154.7倍やったのに、2着に入ったんや。3連単でな、なんと58万400円の大勝利やった。2006年から18回もやってきたけど、3連単の配当が50万円以上になったのは5回しかないねん。そのうちの3回は100万円超えやった。でも、2020年みたいに1990円の低い配当やった年もあるねん。めっちゃ難しいレースやから、過去10年の結果を見て、いい走りする馬の共通点を分析してみるで。

まずやな、馬の体重が大事やねん。
これって、予想外の分析やろ。
過去10年のデータ見てみたら、510キロ以上の馬は3着以内率が45.2%にもなるんやで。460キロ以下の馬は全部4着以下やった。馬格ある馬が頼りやねん。

前走の条件も大事やで。
過去10年の3着以内の馬のうち、14頭は前走が今回と同じ距離の重賞やった。そうやない馬は3着以内率15.2%でちょい苦労してるねん。
それに、前走が今回と同じ距離の重賞じゃなかった馬の中で、中山や阪神の芝1200メートルじゃなかった馬は3着以内率が10.1%やったねん。ここ数年、かなり苦しい戦いになっとるねん。今年は前走が今回と同じ距離の重賞やった馬や、中山や阪神の芝1200メートルで走った馬に注目したほうがええで。

そして、前年以降の勝ち鞍がポイントやねん。
過去7年のうち、3着以内に入った馬の中で、19頭は前年以降にJRAの3勝クラス以上で、今回と同じ距離のレースで1着になったことがあるんやで。そうでない馬は3着以内率4.3%でちょっと苦しんどるで。しばらく勝ててない馬や、1200メートル戦以外でしか勝ててない馬は、疑ったほうがええで。

最近は7歳以上の馬が不調やな。
過去7年のオーシャンS見てみたら、一番3着内率が高いのは5歳馬やった。でも、7歳馬は3着内率が13.3%で、8歳以上の馬は全部4着以下やった。2016年までは7歳以上の馬もまあまあ活躍してたけど、最近の傾向見ると、7歳以上の馬はちょっと割り引いたほうがええで。

次が

チューリップ賞

このレースは、桜花賞馬を生んできたトライアルやな。チューリップ賞ってやつは、桜花賞と同じ場所で行われるトライアルレースで、2023年には2着馬のコナコーストと3着馬のペリファーニアが、本番の桜花賞でも2着と3着に入る活躍を見せてんねん。そんな注目の一戦で、どんな傾向があるんやろか。過去10年の結果見て、レースの特徴をのぞいてみたいね。

ますは前走の距離や。過去10年の前走の成績見てみると、3着以内馬30頭中27頭は前走が芝1600メートルやったで。残りの3頭は芝1500メートル以下やったけど、この距離延長組の3着内率は11.1%やな。やっぱり当レースでは、前走も芝1600メートルだった馬がメインやな。特に、阪神ジュベナイルフィリーズから出てきた馬は半数以上が馬券に絡む活躍をしてんねん。

それから前走6着以下は割り引きや。過去10年の3着以内馬30頭のうち、なんと29頭が前走で5着以内に入ってたんや。特に芝1600メートルの重賞で5着以内やった馬は、3着内率がなんと58.1%や。でもな、阪神ジュベナイルフィリーズでも、そこで6着以下だった馬は苦戦してるから、前走で6着以下に敗れてた馬は要注意やな。

そして1勝馬も軽視はダメや。過去10年の優勝馬11頭(2021年は1着同着)のうち、10頭は当レースまでにJRAで2勝以上やったんや。JRAでの勝利数別成績見ても、勝ち数が多い馬ほど好走率が上がってるんや。ただし、3着以内馬の中で1勝馬が一番多いんや。3着以内に入った14頭中7頭は単勝6番人気以下やで、1勝馬も気を抜かんといかんねん。

最後に血統面でのヒントはノーザンダンサー系。血統に注目してみると、サンデーサイレンス系の種牡馬の仔が3着以内に一番多いんや。でも、実際に出走してる馬は11頭しかおらんねん。でもノーザンダンサー系の種牡馬の仔は、なんと3勝してるんや。2017年1着のソウルスターリング(父Frankel)、2021年1着同着のエリザベスタワー(父Kingman)、2022年1着のナミュール(父ハービンジャー)は、みんな父がヨーロッパのG1で勝った馬やったで。出走機会は少ないかもしれんけど、これに該当する馬は気をつけといたほうがいいで。

それから、父がサンデーサイレンス系の馬の中では、2021年1着同着のメイケイエールは母の父がハービンジャー、2023年1着のモズメイメイは父がFrankelやねん。母の父にノーザンダンサー系の種牡馬を持つ馬が好走することが多いみたいや。

最後に、

報知杯弥生賞ディープインパクト記念

このレースは、3月初旬に行われる皐月賞のトライアルやな。昨年の優勝馬、タスティエーラが日本ダービーも制覇して、2022年優勝のアスクビクターモアと2021年優勝のタイトルホルダーも共に菊花賞で大活躍や。このレースで好走した馬は、なんと皐月賞だけじゃなくて他のクラシックレースでも結構活躍してんねん。今回はさ、過去10年の結果から傾向を見てみるで。

まずはな、勝ち数別に見てみると、3着内率が高いのはなんと3勝馬や。連対率も50%以上、3着内率も70%以上で、連複系の軸馬にって感じやろ。昔は1勝馬が厳しかったんやけど、最近はタスティエーラとかタイトルホルダーが1勝馬で優勝して、1勝馬の活躍も増えてきてるねん。

次の注目は、前走の着順や。過去10年で一番勝率が高かったのは前走1着馬。逆に6着以下に敗れてた馬が巻き返すことはあんまりないみたいや。それに、2着から5着の馬で前走が重賞やった場合、13頭中12頭が3着以内に入ったって話や。重賞以外で負けとる馬はキツイみたいやで。

そして、前走がGⅠだった馬には注目や。過去10年で前走がGⅠだった馬は3着内率がなんと70.0%もあって、人気でもちろん好走することが多いけど、2022年3着のボーンディスウェイや2015年3着のタガノエスプレッソみたいに人気薄でも好走することもあるねん。逆に前走が新馬や未勝利だった馬は苦戦してる感じや。

最後に、騎手の継続騎乗が効果的や。過去10年で前走と同じ騎手が騎乗した馬の好走率が高かったねん。乗り替わりで好走した馬の鞍上には、C.ルメール騎手や松山弘平騎手、横山武史騎手、武豊騎手など、トップジョッキーが多かったで。前走と同じ騎手が乗る馬が中心やけど、トップジョッキーに乗り替わった馬は割り引きせんでもええ感じや。」

あおい
「いつも馬五郎さんの分析って、すごい!解説を聞いただけでも勝った気分になるね」

チビ
「そうですね。わたしは、公開している【この馬このレース】のおかげで勝ち続けています。【この馬このレース】では、オープン戦のレースでは、推奨している馬が多いので、平場レースを中心に馬券を買っています。私の専門の統計学からでは、平場レースの回収確率が高いものですから、自信をもって馬券を買うことができるのです」

馬五郎
「そうなんや、チビは勝っているからな。同じ【この馬このレース】を見て馬券を買ってるのにな。勝ち馬に乗れっていうしな。チビの馬券の買い方を参考にするわ」