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残念なお知らせ - わが家のネット契約が知らぬ間にキャンセルされていたと言う話し

昨日の話しです。
突如、前触れもなく、わが家のインターネット接続が途絶えました。

ま、たまにはこう言うこともあります。
しかし、マニュアルに従ってモデムを再起動したり、接続し直したりを何度か繰り返しても一向に戻らない。一夜明けて、同じことを繰り返しても、やっぱりネット回線は復活しない。わが家の周辺一帯で回線トラブルでも起きているのだろうかと思って確認するが、そういうわけでもない。

これはおかしい。仕方がないからカスタマーセンターにチャットで問い合わせをすることにした。すると・・

「こちらで見たところ、確かにあなたのインターネット回線は切られているようです。でも、原因が私には分かりません。詳細については、以下の番号に電話して問い合わせしてみてください」

と仰る。

そんな自信満々に「原因は分かりません!」と言い切られるとな、困っちゃうなー。

けれど、絶賛仕事中の夫はさらに困っている。
全ての仕事をオンラインで遂行している夫にとって、インターネット接続は生命線である。他にどうしようもないから電話をした。

すると・・・

「なるほど、ちょっと見てみましょう。」

はい、待ちましょう。

「そうですね、確かにあたなのインターネット回線は切れてますね。
 なぜなら、あなたの契約は解約されていますから

「はい???」

解約した覚えなど皆目ありません。解約手続きはボタンひとつでできるものでなし、間違って解約するなんてこともありえない。

しばらく、電話越しにあーでもないこーでもない言っていると、

「・・・もしかして、あなたは前の居住者の契約を引き継ぎましたか?」

と聞かれる。

「いえ、確かに前のオーナーと同じプロバイダー(あんたのことだ)を使ってますけど、契約を引き継いだわけではなく、新たに自分で契約しましたけど」

と話しながら、あることを思い出す。

「あ!前のオーナーから数週間前に連絡があって、退去時に解約したはずなのに、そちらからの請求がストップしなくて困っていると言ってました」

「あー、では、その方の解約手続きの際に、
 誤って同じ住所の契約がキャンセルされてしまった可能性が高いですね」

はいぃ????

「いずれにせよ、すでに契約がキャンセルされてしまっているので、
 今できることとしては、改めて契約申し込みをしてもらって、
 もう一度、インターネットを開通するしかないですね」

まじかーーーーー。。

「この部署は申し込みの受付はしていないので、担当部署に回します。
 他に何か質問はございますか?」

いや、質問というか、疑問は山ほどあるけれど・・・
なんで、そんなアホな間違いが起こりうるのか。
でも、この人にアホかと言っても始まらない。

「わかりました、じゃあ担当部署に回してください」

ルールールーーーー♪

しばらく待つと、新しい担当者に繋がり、一通り状況を説明する。説明し終えると、

「前のものからお話はすでに引き継いでおりますので、状況は理解しています」

だったら、先にそれを言え。

「新しい契約は最速で6日後になりますね。それでよろしいでしょうか?」

よろしいも何も・・・

「あの、もっと早くはできないですか?
 そもそも、契約をし直す以外の方法とかないんですかね?
 ネットを開通し直してもらえればそれでいいんですけど」

「いえ、あなたの契約がそもそも存在していないので、
 新たにアカウントを作る以外にやり方はありませんね。」

うぐぅ・・・

「・・・分かりました。じゃあ、それで契約申込してください」

「かしこまりました。では、うんたらかんたらうんたらかんたら・・・」

・・・なんてこった。

夫に状況を説明すると、とにかくこのままでは仕事にならないと言うことなので、ポケットWIFIを早急に手配し、それでもWIFIが届くのは最速で明日午後なので、ネット環境があるホテルを一泊予約して、今夜はそちらで作業してもらうことになった。私の半日はこうして潰れていく。気づけばそろそろ、子どものお迎え時間ですよ。

しかし、プロバイダー会社の事務処理能力、ヘボすぎるだろう。
前のオーナーにも一言いってやろうと、

「プロバイダー会社ったら、君の契約をストップするはずが、
 なぜか、うちの契約をキャンセルしてきたよ」

と連絡をすると、

「F***!あいつらは、なんてアホな会社なんだ!
 引越しても請求が届くから、請求を止めろって同じ話をすでに3回もしたのに。やっとケリがついたと思ったらこれか!」

むしろ、あちらの怒りが止まらず

「これから連絡してみる!」

と鼻息荒く、しばらくすると、

「あいつらの言い訳と言ったら馬鹿馬鹿しいにも程がある。
 こーで、あーで、こー言ってた。
 君ももう一度電話して、補償を求めるべきだ!」

「いや、でも、私はもう疲れ切ってしまって、
 もう一度彼らと話し合って、さらに補償を要求する気力なんてないです。
 得られる補償なんてたかが知れているでしょう。
 取られる時間とエネルギーの方が大きい」

と弱音を吐くと、

「いや、この先一年間のネット代金を無料にしてもらうぐらい可能なはずだ。
 もし、君が彼らに対して裁判を起こすつもりがあるなら、
 僕は喜んで証人になるよ」

と、よく分からない励ましをされて会話は終わりました。

・・・・あぁ、疲れた。

これ以上、また電話をして、強気の交渉を重ねる気力などどうしても起きず、今日はここで終わりにした。この「交渉」と言うやつ、日本人は一般的に苦手な人の方が多いんじゃないでしょうか。私は超苦手。オランダに住んでたらいつかは自然とできるようになるのだろうか。・・・なれる気はしないなぁ。

続報があったら、またここに記したいと思います。


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