女性であればオリビア・ニュートンジョンのような、美貌と美声の持主として生まれ、人生に一度くらいは、ジョン・トラボルタとミュージカル映画グリース風に、キスするじゃないのというぐらい、顔と顔を近づけて歌いながら、結局のところキスするところまではいかない、ぎりぎりのところで、やっぱしないみたいな、所謂、寸止めと言ったら伝わるでしょうか？そんなキラキラと輝いたステージ上でスポットを浴びてみたいと誰もが思うでしょう。

逆に男性であれば北島のサブちゃんのような誂えの着物を着て、大晦日の紅白で紙吹雪が舞う中、大トリで『祭』を熱唱している時に、その紙吹雪が口の中に入ってきて、ベロにくっついたのを右手でとりながら、バックに最近、自身のユーチューブチャンネルで政治家の裏金問題に怒りをぶちまけている、吉幾三、ヅラ疑惑をきっぱりと否定した、細川たかし、今は亡き八代亜紀を従えて、フルコーラス歌い上げてみたいものだと思うのは、私だけではないでしょう。

が、しかし、現実はそう簡単ではないようで、昨年100歳の長寿を全うされ死去したキッシンジャー博士も数々の外交論文を発表し、ホワイトハウスにおいては、ニクソン政権の国務長官として、数々の戦争の火種を振りまいた手腕は、他の追随を許さない歴史観と哲学的思想を備えた、頭脳明晰な外交官として国際政治に影響力を持ち続けた人物としては、誰もが知るところではあるが、その博士ですら、あの憧れの舞台でサブちゃんのように、人間の魂を歌い上げる事は叶わなかったのです。

そこで大事なことは、自分はこの世で一人しかいない特別な人間なんだと言うことを、自分に言い聞かせていれば、必ず自分にとって相応しいサプライズが起こる。それが引き寄せ法則の一番シンプルで確実な方法だと、ある占い系のユーチューバーの方がおっしゃておられました。なるほど・・・そこで私はその法則を用いて、「私に相応しいサプライズ（祝福）を受け取る準備があります」と、ソファーに寝そべりながら、目線を斜め上に合わせて、マントラっぽく呟いてみると、この方法は何となくですが、使えるよな気がする・・・

「私にとって相応しい笑いのネタを受け取る用意があります・・・」

一度試してみる価値はあると思います。

ご静聴有難うございました。