「今どきの若いモンはっ！まったく～」などと言ったことのある方へ
また、言われてイラッとしたことのある方へ

諸説あるようだが、「若者批判」ともとれる「今どきの若いもんはっ！」発言は太古の昔からあり、日本では少なくとも平安時代の記録に残っているとのこと。

今も昔も変わりませんね～

だが、しかし。

本当にいつの時代の若者も批判されなければならない存在なのか。

というのも、この前、全席指定の特急に乗ったときのこのご老人、マナーすらないんかーいという光景を目の当たりにし・・・

とある全席指定の特急車両の中。
旅行に出かけると見られるご老人3人。
特急券を買わずに乗ってきたようだ。

切符を確認に来た乗務員からの一言。
「車内料金にて、切符のご購入をお願いします」

老人衆
「駅で買った方が安いじゃん」
「次の駅で降りるから、堪忍してよ」
「乗る前に教えてよ」
「これじゃあ三等車に乗った方がよかったな」
「次の駅でその券買うから、いいよな？」

乗務員
「困ります。ご購入をお願いします」
「現金で○○円、お願いします」

老人衆
ぶつぶつ言いながら、お金を払う。
なぜか１円玉を大量に支払いに使ってる模様。
駅員が立ち去っても、ぶつくさ。

乗務員が若い女性だったからか、
「今どきの若いもんはっ！」
みたいなお話が始まる・・・

どんな理由であれ、
かかる料金は普通に払え！

歳を重ねていようが、重ねていなかろうが、その人のマナー次第なのかもしれないが、自分の見えている昔の世界観や常識だけでものを見ると、こういう人間になってしまう。

また、これは中の人自身も含めて戒めのために言いたい。

別に歳を重ねているという理由だけで、無条件に敬われることなどない。

一般論として目上の人を敬いましょう、お年寄りに親切にみたいな話は理解するとして、個別具体的に考えたときに、それが全て当てはまるわけではない。

ということで、多様な価値観をまず知り、分かち合う努力ができない人ばかりしかいないエリアからは人がどんどんと遠ざかっていくでしょう。

皆さんの住むところは大丈夫？