見出し画像

わりとかんたんな方法でプリンをつくる


(注:火を使いますから、おとなのひとがいるところでやりましょう)


はじめに

 すいぶんむかし(ちょうど10年まえ)に学習サポートで中学生むけの冬休みの家庭科の課題用に書いた資料です。スイーツのつくりかたとして、ふるくても問題なさそうなので、noteにほぼ原文のまま残しておきます。

課題のテーマにどうですか

 連休のお休みのあいだの家庭科の実習です。プリンを作ってみましょう。焼かないでできるプリンです。5個ぐらいできます。

ついでにカップ1=200mL 、大さじ1=15mL、小さじ1=5mLを覚えましょう。今回の方法で作れたら、こんどは焼いたり蒸したりして作るプリンにもぜひチャレンジしてみてください。

プリンのつくりかた


.牛乳300mLを温めます。好みでバニラエッセンスかバニラビーンズをごく少量入れます。沸騰はさせません。砂糖50g、ゼラチン5gを水でふやかしたものを加えて溶かします。ゼラチンが溶けたら火から下ろします。そこへお好みで生クリーム80mL前後を加えます。

この方法でうまくいったら、生クリームの代わりに自分が好みのものを入れてみるといいかもしれません。スキムミルク、ココア、紅茶、緑茶(粉末)、裏ごししたかぼちゃ、くりなどいずれかいかがでしょう。量はお好みで。生のメロンやキーウィ、パイナップルは火を通してから入れないと固まらなくなります。ゼラチンが酵素で分解するからです。

.卵2個に卵黄を2~3個加えてよく混ぜます(この卵黄の量もお好みで変えてください。まろやかさが変わるようです)。牛乳を卵のほうへ混ぜながら加えます。裏ごし器や目の細かいざるなどでこして、舌ざわりを滑らかにします。

氷で冷やしながら静かによくまぜますと、とろみが出てきます。あとは小分けしてお好みの容器に移しとります。火にかけませんからプラスチックの容器でも構いません。冷蔵庫で2~5時間、氷入りのバットなら1~2時間でできあがりです。

カラメルソース

.グラニュー糖50gと水大さじ1(15mL)でなべにとり、取っ手を持ち全体を一様になるようにゆすりつづけ、こげないようにカラメル色になったら、火からおろします。ゆするのが難しいときははしなどで混ぜてもいいです。

.そこへ熱湯小さじ1(5mLずつ)3回ぐらい(合計15mL)にまぜながら加えます。湯やカラメルが熱いまま跳ねやすいのでやけどに注意してください。

カラメルは熱しすぎると苦くなってしまいます。その加減は練習して覚えてください。すこしだけはやめに火からおろすといいです。もう一度書きますが熱いカラメルは湯を加えるときに飛び散るとやけどしますからくれぐれも注意してください。

カラメルがさめたら、冷えて固まったプリンにお好みの量をかけてください。

(発展編)
慣れてきたら、さきにカラメルをプリンのうえにのるつくりかたをかんがえてみましょう。


こちらの記事もどうぞ


広告


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?