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もとの家にのこしてきたびわとレモンが豊作になりそう


はじめに

 このところくだものが高価で手が出ない。とはいえなにかしら口にいれたほうがいいらしい。

学習パートでもとの家を教室としてつかっていて、その庭ではわたしがひとむかしまえにそだててきたびわがみのりをむかえ、レモンがさかんに花を咲かせている。

はたして買えないで躊躇している助け舟になりうるか。

きょうはそんな話。

にわのかたづけ

 もとの家を学習サポートの教室としてつかっている。わたしは週2回街から車でここへむかう。生徒たちが来るまでのあいだ予習や掃除をすませてあとは庭しごと。たいてい草刈り。

びわの木には色づきはじめた実がたわわについている。ことしはすごい。さすがにこの木は生長がほぼとまり、実を多くつけるようになった。今年は暖冬傾向でそののちもあたたか。その影響かまれにみる豊作。

わたし以外ほとんど食べないのでほぼここへ来たときはもっとも色づいたものをさがしつつもいで皮をむいてほうばる。じつにみずみずしい。くだものは木で熟したものが基本的においしい。

いまからしばらくが収穫の最盛期と言っていい。このところ雨つづきなのでいささか水っぽい。それでも買えないよりはいい。過去からそだてたぶんだけ報酬をいただいているかんじ。

それに花々

 この庭にはほかに果樹ではレモンとオレンジの木がのこっている。丘のうえのみかん畑は悲惨なぐらい枯れてしまった(数年前につづいた極端な低温のせいか)が、この家の庭の2本はどうにか生き残っている。バレンシアオレンジのほうはまだ苗木。丸3年目。まだまだ枝をふやし天に向かい伸びようと勢いをかんじる若木。

実をつけさせるよりも幹をふとらせ枝を張るほうが優先。まだまだ周囲にひろげたい。むしろうえよりも横へと枝をひろげていってほしい。

ことしは若い元気な枝がたくさん出てきた。カラタチの実生がそばでおやゆびの太さほどの幹の太さまで生長して元気がいい。オレンジの枝をこのカラタチを台木にして接ぎ木にしようと思っている。

接ぎ木で育つレモン

 そのとなりには今が花盛りのレモン。こちらもじつはべつのカラタチ台木にわたしが10年ほどまえに接いだもの。はたけのレモンの枯れるまえの年にかろうじて接げた。

いまでは一人前に実をよくつける。初夏から初冬までのわたしのビタミンの供給元と言っていい。

ことしいまだかつてないほど花がついた。おなじかんきつのなかまのおとなりのオレンジの花とはやはり香りがすこしだけちがう。いずれも芳香にはちがいないが、レモンのほうがどちらかというとほのか。

いずれも馥郁として好みの香りで甲乙つけがたい。かんきつは庭木として花とかぐわしい香り、さらに果実といくつにもたのしめる。庭に制限があるならばコンパクトなキンカン。いずれも冬のあいだ多くの木々が葉を落とすなかで青々した葉をのこす。

おわりに

 さて、ことしのレモンの果実。どれほどのこそうか。数年前はたくさんならせすぎて翌年つきがよくなかった。おもいきって摘果したほうがいいかもしれない。


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