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ぜんぶ紙に書き出す。さすれば己が見えてくる

「最後にペンを持ったのはいつですか?」

jinanです。

最近、書店のビジネス書棚を見にいくと「最強の○○アウトプット法」や「○○メモ術」などのさまざまなアウトプット方法の解説書が置かれています。それらがベストセラーになることも多々あるため、多くのひとにとって関心の高いトピックなのだと推察します。

かくいうjinanもその類の本が好きで、書店に立ち寄るとついつい手に取ってしまいます。しかしアウトプット法やメモ術などが多くあるとはいえ、継続的に実践できた経験は一度としてありませんでした。

理由は至極単純で、やり方をおぼえるのが面倒だったのです。「世界一簡単!」などと謳っている本であってもなにやら手順が複雑であったり、時間がかかったりするもの。ものぐさなjinanには一向に合いませんでした。

そんな中、1冊だけ自身にしっくりくるアウトプット方法に出会いました。それが「ゼロ秒思考」と呼ばれるアウトプット方法です。

やり方はシンプルでいい。とにかく書き出す

「ゼロ秒思考」とは、マッキンゼーで14年活躍された赤羽雄二さんが発案されたメモ術のことです。

この方法を選んだ理由は「とにかくシンプルで簡単」であることです。やり方については、以前ブログに解説記事を書いたのでよければご参照ください。

さて、「ゼロ秒思考」に出会ったことでjinanの生活にアウトプット習慣が追加され、とにかく考えてることを書き出すことになりました。このことが自分自身を理解する第一歩となります。

書き出すこと = 自分を客観視すること

実際にアウトプットを続けていく中でさまざまな効果を実感したのですが、その中でも「自身の悩みや思考が分かるようになった」というのが最も恩恵を受けた効果です。

考えや悩みを紙に書き出すと「あ〜自分はこんなことを考えていたのか〜」と客観視できるようになります。これが不思議なもので、脳内で考えていたことを書き出しただけなのに、自身のことをよりよく理解できるようになるのです。

それはおそらく「目に見える形で表現した」ことが要因だろうと思います。意外と脳内で考えていることって、目に見える形にしないと理解できないんだなと実感します。

タイピングではなく紙に書き出す

「目に見える形で表現する」だけなら、わざわざ紙に書き出すんじゃなくてタイピングでもいいんじゃないの?と思われる方もいるでしょう。

しかし、jinanは圧倒的に紙に書き出すことをオススメします。

その理由を具体的に説明するのはむずかしいのですが、紙に書き出す方がより本音を書けると思うからです。

タイピングの場合、最初から整ったキレイな文字で書くことができます。そして間違ったらすぐに消すことができます。そのため、タイピング(フッリク入力等)で文章を書こうとすると、どうしても「キレイな文章を書こう」と意識が働いてしまいます。

しかし、ペンで紙に書き出す場合は、間違ったら横線で消すかグチャグチャっと塗りつぶして描き続けることになります。そして自分の字で、自分の思考を描き続けることになります。

この「自分の字で修正することなく書き出す」作業が重要であり「あ、これが自分の本音だったのか」と思えるようになるプロセスなのだと思います。

とりあえず書いてみる

つらつらと書きましたが「百聞は一見に如かず」です。まあ、実践方法のススメなので「百見は一体験に如かず」かもしれませんが。お試しあれ!

jinan

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