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フレームワークプレゼン~AIDMA編~

突然ですが質問です。
皆さんはフレームワークってご存じでしょうか?

日本語にすると「型」とか「枠」ですよね。
ビジネスにおけるマーケティングや運営管理の分野には沢山の「フレームワーク」が使われています。
皆さんはどんなフレームワークをご存じですか?

例えばこんな感じ・・・
起承転結、QCD、As is / To be、SWOT・クロスSWOT、PDCA、ECRS、Will/Can/Must、VRIO、PEST、AIDMA、AISAS、5 Force、3C、4P、5S、4M、アンゾフの成長Matrix などなどなど。

ふぅ~っ(汗)

皆さんはいくつご存じでしたか?

フレームワークって知っておいて損はないですし、どんどん使っていった方がいいですよ!!

■ フレームワークを使うメリット

なぜフレームワークを使った方が良いのか?
理由は2点です。

①効率的・とにかく早い
文章を書いたり、スポーツをしたり、新しい分野に取り組む時、初めからオリジナリティを求めてはいけません。基本に忠実に、まずはフレームワークに当てはめることで、効率的に素早く文章を書くことが出来たり、技術を習得することが出来ます。そこから少しずつオリジナリティを出せば良いんです。
守る➡破る➡離れる。「守破離」と呼ばれるます。
まぁこれもフレームですが(笑)

例えば読書感想文にもフレームワークがあるのをご存じでしょうか?
Step 1 読んだ理由を書く
Step 2 簡単なあらすじ
Step 3 最も印象に残った箇所を説明する
Step 4 自分の体験に当てはめ、今後の自分の行動を書く

こんな感じで書けば、何となくそれっぽく読書感想文が書けると思いませんか?
なぜ、小学校の先生はこれを教えてくれなかったんでしょうね(怒)
これさえ知っていれば夏休みに泣きながら読書感想文を書くことはなかったのに・・・
読書感想文のフレームワークについて詳しく知りたい方はこちらへどうぞ。

②ツッコミが減る
よく使われるフレームワークは、それはそれは賢い偉人達が考えて作られた普遍的な概念です。この普遍的な概念にケチをつける人はいません。(いるとしたらよっぽどひねくれた人です)
もちろんフレームワークは魔法ではありません。
フレームワークを使ったからと言って、何か問題が解ける訳ではありませんが、自分の考えに説得力を持たせて相手に伝えることが出来ます。

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はい。という訳で、どんどんフレームワークを使っていきましょう!

今回お伝えするフレームワークは「AIDMA」です。

AIDMAとは、消費者の購買決定プロセスを説明するモデルです。
消費者はまず、その製品の存在を知り(Attention)、興味をもち(Interest )、欲しいと思うようになり(Desire)、記憶して(Memory)、最終的に購買行動に至ります(Action)。
それぞれの段階で顧客に対してどのような「コミュニケーション戦略」をとっていくべきか?を考えるフレームワークです。

■AIDMAを使ったプレゼンステップ

このAIDMAは「プレゼン」や「セールストーク」にも使えるんですよ!

Step1 Attention(注目)
プレゼンテーションやスピーチをする時、皆さんは第一声で何を言いますか?「こんにちは」ですか?それともいきなり内容に入りますか?

私の第一声は決まってこれです。

「皆さん、一旦前をご覧ください」

聞き手が前を向くまで話し始めません。
会場がザワついていたら静かになるまで待ちます。
こうすることで聞き手の注目を集めます。

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Step2 Interest(興味)
聞き手に自分の商品を「知りたい!」と思わせるのです。
どうすれば良いと思いますか?

例えば自分が「英語教材」を販売していたとして。
いきなりその教材の効果を説明してもダメです。
怪しさが増すだけです(笑)

まず聞き手に質問するんです。
出来る限りYesと答えられる質問を。
例えば、

「英語を話す人を羨ましいなと思いませんか?」とか
「言葉のストレスなく海外旅行をしたいと思いませんか?」など。

この質問にノーと答える人はひねくれているか、すでに英語が話せる人ですね。ここできちんと「Yes」を取っておくのがポイントです。

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次に自分の商品の紹介です。

Step3 Desire(欲求)
理路整然とロジカルに自分の商品の魅力を伝えます。
この時に必要なのは「具体例」や「データ」です。
英語教材であれば「過去の受講者の声」とか「お客様満足度〇〇%です」みたいなやつですね。
聞き手に「自分もそうなりたい」「この商品欲しいかも」と思ってもらうことに集中します。

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Step4 Memory(記憶)
プレゼンであれば聞き手がその場で行動してくれたり、セールストークであれば、その場で購入してくれるのがベストですが、なかなかそうもいきません。聞き手に忘れられないように自分の商品を「覚えておいて」もらわないといけません。

その方法が「キーワード連呼」です

「聞き流すだけ」で英語が上達するんです。
そう「聞き流すだけ」。通勤中や寝る前、トイレにいる時もお風呂に入るときも「聞き流すだけ」で英語が上達します!
こんな感じですね。とっても怪しいですが(笑)

キーワードを連呼することで、聞き手の記憶に刻まれます。

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Step5 Action(行動)
プレゼンの最後は聞き手に行動を促します。セールストークであれば今ここでお買い上げ頂ければ特別に半額にしますよ!みたいな感じですね。

「情熱的」に語ってください!

最後は熱い気持ちで聞き手に訴えかけることが必要です。
聞き手も背中を押して欲しいと考えています。
声のトーン、ボディランゲージはMaxです。

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お買い上げ~

如何だったでしょうか?
このAIDMAステップでプレゼンをすれば、聞き手はきっと「やろう!」「自分にも出来る!」「変わろう!」と思ってくれるはずです。

このAIDMAを意識してプレゼンやスピーチ、セールストークを組み立てみて下さいね!

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