ブーイングする時には正当性があるかどうかが重要だ
とある方の記事を見た訳ではないが、今回はスポーツのスタジアムにおいてのブーイングについての自分の見解を書きたいと思う。
結論から書くと、タイトルにあるようにブーイングする時には正当性があるかどうかが重要だということ。ブーイングするに値するかを考える必要はあり、これはケースによって異なることだ。
例えば、相手の選手が自分の応援している選手やチームに対して危険なプレーや侮辱することを行なった場合はブーイングは仕方ないところだろう。
しかし、何でもかんでもブーイングするようでは厳しい。気に入らないことは全てブーイングするという行為はゴミである。
先ほど書いた相手選手が危険なプレーで自チームの選手を傷つけた場合には、ファンは選手を守ることも必要だと思うので、意思表示としてブーイングするのは仕方がない。
それと、応援しているチームの選手がライバルチームに移籍した場合のブーイングは本質を考える必要はあると思う。どういう意図でブーイングしているのかと。
高給を求めての移籍なのか、首脳陣との関係が良くなくての移籍か、あるいは構想外になったことによっての移籍では意味合いが違うと思う。
プロなのだから高給を求めての移籍には見ている側も理解する必要はあるし、構想外でチームを追われた選手にブーイングするのは違うのである。
それとスポーツIQが高い人は理解しているだろうが、ブーイングには相手を非難するだけでなく、能力の高く良い選手やチームにはプレッシャーをかけるためにブーイングすることもある。相手を評価しているからだ。
一部の日本人以外は海外の悪いところをマネしすぎる所もあり、普段の生活では物事の本質を読み取る努力をあまりしないから、スポーツIQも相応に低い連中が多いと感じる。
だが「ブーイングをするな」というのも全くバカげている。僕はイングランドなどの欧州サッカーを視聴しているのだが、サッカーの試合ではブーイングは当たり前で、よりシビアだ。
プロスポーツは戦いなのだから、ギスギスした雰囲気も必要だ。今のスタジアムやスポーツ環境はバトル性よりもエンタメ性を重視している傾向が強すぎるのではないか。
アスリートは試合のパフォーマンスで評価すべきなのに、選手のルックスで序列を決める選挙が行われていることはかなりの憤慨ものだし、スティックバルーンのようなゴミを叩いての応援も不快だ。
日本のアホな大手メディアも金になる報道しかしない偏向報道ばかりだから、ぬるま湯の環境になっているのは間違いない。
ブーイングや批判が選手やチームを強くするとは限らないが、試合でのパフォーマンスを多角的視点から分析して評価を下す必要はある。正当性のある批判は必要だ。
普段から多角的視点から物事を深く考えることは重要で、それはスポーツ観戦でも生きてくるし、その逆もある。
またスポーツIQについての話は書こうかなと思うのだが、今回はブーイングの是非についての自分の見解を書いた。ブーイングも批判も正当性があるかが重要だ。
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