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自信の無い人ほど成功する

「自信の無い人ほど成功する」

なんて言うと、

「え? 逆でしょ?!」

と思われるかもしれません。

20代前半まではそうだったかもしれません。

企業が採用した学生の基礎力について、河合塾が大規模調査した
PROG白書を読むと、

【自信創出力】

のある学生が志望企業に採用されていました。

自信ありげにふるまえているか?

学生が企業に採用されるには、そこが決定的な能力でした。

でも、採用された後、どんな社員が評価されるかとなると、自信は、どうでもいい要素になっていきます。

自信よりも、結果や実績を見られるからですね。

採用後の実績に関係する性格は、

・自分をコントロールできること。

・目標を達成するために、計画的に行動すること。

・粘り強く勤勉に取り組めること。

などです。

「ふあー、面倒くせっ!」

って思う人も多いかもしれません(笑)

ただ自信だけで、勢いで乗り切れるのは20代前半まで、のようです。

30代も超えると、結果が出てきます。また結果が出てくるからこそ、自分という存在の現時点での能力を正確に把握し、「等身大の自分」を認識していることが大事になってきます。

自己卑下をする必要は無いし、尊大になる必要も無い。

ポジティブでもネガティブでも無い

「で、本当のところはどうなの?」

を認識できるのが、性格的な意味での成功ポイントです。

例えばポジティブ思考は幸せにはプラスです。が、ポジティブ思考は物事の成功にはプラスになります。プラスになるのは正確な現状把握力です。ポジティブもネガティブも偏見です。

また人間関係において、自信があることは、長期的に信用低下を招き、人間関係が長続きしないことが知られています。

もちろん自信があることは、悪いことばかりではありません。知らない相手との最初のとっかかりをつくるのには向いています。ただ長続きしないのです。

なぜなら、自己評価と他者からの評価にギャップがあるからです。つまり自己評価が高すぎるため、他者が実態を知るにつれ、信用や信頼を失い、敬遠されるのです。

最初は甘いけど、かめばかむほど味が無くなる「チューインガム」のようなものが「自信」です。

あの「モンスター」の異名で知られるプロボクサー井上尚弥選手ですら、世界バンダム級で四団体統一王者になっても、なお自信がもてないと周りにこぼしていたくらいです。

それを聞かされた方は「何言うてるねん!」と思いっきりツッコミたくなるでしょうけど、あの無敵の強さの秘密はこんなメンタルにもあるのだなと、本当に「すごい!」と尊敬しました。

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