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【心に残ったゲーム】ドラゴンクエストⅡ【FC版】

※「注意点」
以下の記事はおじさんの記憶を基にしたものであり、若い人には分からないことが多い(ほとんど分からない)と思いますが、昔を懐かしみながら書いた内容ですので、生暖かい目で読んで頂けると幸いです。



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心に残ったゲームというテーマで記事を書こうと思いましたが、私の頭に思い浮かんだものは「ドラゴンクエストⅡ」です。

ドラクエと言われるゲームが心に残った方は多いと思いますが、RPGという新しいジャンルを確立したⅠドラクエの一つの完成形であるⅢではなく、Ⅱが一番心に残っています。

もちろん、私も、ⅠもⅢも好きなのですが、Ⅱを挙げた理由の一つに「クリアまでの障碍の高さ」があります。

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ドラゴンクエストⅡは、RPGであるため長時間プレイしないとクリアすることは出来ないため、途中でプレイを中断しなくてはいけません。

今でこそオートセーブが当たり前ですが、そんな機能は実装されていなく、プレイ再開の際に「ふっかつのじゅもん」というひらがな50字程度をゲームに打ち込む必要がありました。

今でしたら、スクリーンショットや写真など簡単にデジタルで保存することが出来ましたが、その当時は、自分で手書きで保存する必要がありました。

学生だったので字はお世辞にも上手とは言えず、記入したメモが見つからなかったことがあったり、さらには「は」と「ほ」や「ぼ」と「ぽ」など、昔のブラウン管テレビでは判別しにくい文字がある等、ふっかつのじゅもんが違かった場合も、二度や三度ではありませんでした。

つまり、ふっかつのじゅもんを打ち込み、中断前と同じ状況からスタートすることさえ大変でした。

そして、ふっかつのじゅもんを打ち込む際には「ラブソング探して」というBGMが流れており、何百回レベルで聞いた歌(名曲)だったため、今になっても鼻歌で歌えるレベルで記憶しております笑



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そして、ゲーム自体も難易度は高く、特に最終盤のロンダルキアの洞窟以降の攻略は大変でした。

敵が強く・道のりも長く・ちょっとした仕掛けもある、という大変なポイントです。

さらに、何とか洞窟を抜けた後のほこらまでの道のり。

ここには、いくらレベルを上げたとしても、そんなことは完全に無関係で死に至る「ザラキ」という呪文を駆使するモンスターが大量発生しています。

ボロボロになりながらも洞窟を抜けた後、ザラキで全滅させられる。

私だけでなく、多くのプレイヤーが絶望した瞬間だと思います笑

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上記内容は、今のゲームで言うと、決してプレイヤーに優しい仕様でなく、むしろプレイヤーを降り落としていく仕様でした。

だからこそ、クリアのときには未だに思い出せるほどの強烈な喜びに溢れました。

今のゲームは、(私のイメージですが)、チュートリアルが丁寧で、詰み防止のため途中でヒントが散りばめられていたり、難易度変更が可能だったり、ネットで検索すれば正解がすぐに見つかる状態です。

ゲームの内容自体は、今のゲームのほうが面白い展開・仕様になったことは間違い無いですが、クリアをした時の感動はそれほど変わりないのではないかと思います。

ゲームでも現実でも、ちょっとした障碍はクリアしたときの感動のスパイスとして存在して欲しいと思います。



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今回の画像は【いからず@心理学コミュニケーション講師】さんからお借りしました。ありがとうございます。

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