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再雇用ってのは実質的なお払い箱

再雇用者は会社から実質的な戦力外通告を受ける。その証拠として現役時代に比べて圧倒的に給料もボーナスも著しく下がり、働く意欲を削がれる。年金受給まで中途半端に時間があるし、働かないで生活できるほどの蓄えも能力もないからその屈辱的な条件でも甘んじて受け入れるしかない。

少なくとも年功序列の会社であれば年長者は表向きは敬ってもらえるから、まあ、他所に行くよりはマシだわな。

給料が減ったと嘆いている再雇用者を社内で見かけるが、そうなることが事前にわかっていたのに何も対策ができなかったんだろうか?結婚して、家買って、子育てして、大学まで通わせたら会社員の給料ではほとんど手元に残らないような設定になっているから無理もない。

もし正社員として嫌な仕事を我慢して毎日働き続けた結果が惨めな老後であるならばそれこそ何のための人生なのかわからんくなる。

なぜ、会社での仕事がこれほどつまらないのか最近になってよくわかった気がする。自分の裁量で何も決められないし、自分の頑張り次第で給料が上がる仕組みではない。そして、長時間拘束されてお金を稼いでも税金や保険料で搾取される。実質的な無賃労働が横行している。そして、極めつけは将来に絶望しながらつまらなさそうに毎日働いている上司や先輩の姿。

彼らはいつも文句ばかり言いながらも何となく人生諦めモードに入っている。どうせ頑張っても無理だからお前もこっち側に来いよ的な雰囲気が感じ取れてしまう。だから、他人も自分と同じような状況に落ちぶれてほしいと願うし、酒でも飲んで飲み会の席で傷の舐め合いがしたいとでも思っているんではないか。某感染症の影響でそれすら叶わないが。

なけなしのお金や時間すら自由に使えなかったらそりゃあ人生つまらんよな。

再雇用の話に戻すと、会社側としても政府から要請されているから渋々再雇用するけどダラダラ続けずに定年過ぎたらさっさと辞めてほしいという本音が垣間見えるよね。

今まで部長クラスで働いていて急に再雇用でガクンと給料下がったらその時のショックはでかいと思う。だから、若いうちに会社からの独立や脱却を考えないといけない。依存しなくて済むような状況を作らなければ。

会社の給料を当てにしなくたって自分を満足させられる方法を複数持っておく。

いずれは会社からも巣立っていかなければならないのだ。それだったら、準備は早いほうがいいよね。私がnoteを執筆しているのも会社から離脱するためのきっかけになればと思っての行動。

とりあえず、何もしないことには始まらない。

ずっと再雇用を迎えるまで何もしないでいるよりは少しでも足掻いたほうが楽な人生が見つかるかもしれないから。

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