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偏りすぎた働き方

現代社会の一般的な働き方といえばフルタイム労働。

いわゆる普通の生活をしようと思ったら、最低でも週に5日8時間以上の労働を強いられるのが皆当たり前だと思いこんでいる。

特に職場とかで何十年も今までそういう働き方を続けてきたベテラン社員ならなおさらそうだろう。

ただ、私の感覚から言わせてもらうと偏りすぎた働き方なんだよね。

日の出とともに眠たいのに無理やり起きて、顔洗ってスーツ着て満員電車で通勤する。仕事が終わって家につく頃には外は真っ暗。いくら正社員で安定しているから、社会的な信用があるからと言っても仕事以外何にもできない。

そんな生活を何十年という長い年月をかけて老人になるまで続けることに対して違和感だらけ。60代以降の老後のためだけに20代、30代、40代、50代の時間を犠牲にするのは何か違う。

現代日本は人生の寄り道をすることに対してちょっと不寛容すぎやしないか?

経歴に少しでも空白期間があれば、その時間は何してたの?と言われてマイナスな印象を受けるし再就職も難しくなる。

休むこと、何もしない時間を楽しむことに対して不寛容なんだと思う。

だから、いつまで経っても休みやすい環境や雰囲気がいつまで経っても整わない。

根本的に働いている人達の意識改革が必要なんだろうけど、中々変わらないだろうね。それにフルタイム労働が嫌でセミリタイア的な価値観や思想を持っている人達はさっさと資産形成して黙って会社を辞めていくので残った社員は皆休まずに働くのが当たり前的な価値観の人達しかいなくなる。

人生をより丁寧に生きようと思ったら、たくさんの余暇時間や自由時間を確保する必要があると思う。

ずっと働いて食って寝る、働いて食って寝る。

働いて、散財して、また働く。

といった生活だけをひたすら繰り返していたらまるで人生がジャンク品のようだ。若くて体力のあるうちに好奇心や行動力が失わないうちにその人生に疑問を持ち、待ったをかける。

老後になってから好きなことをしよう!では遅すぎる。

いま好きなことはその時好きじゃなくなってるかもしれない。

今会いたい人にはその時にはもう会えなくなってるかもしれない。

今行きたい場所にはその時にはもう行けないかもしれない。

今やりたいと思ってることはその時にはもうやれないかもしれない。

ざっくり言えばこういうことですよ。

だから、仕事だけに人生を費やすのは勿体ない。好きな仕事だったり職場の人間関係が楽しいのであればまだしも。

そうじゃないなら、仕事終わったらさっさと帰って少しでも自由な時間を確保しましょうよ。

資金に余裕が出てきたら転職するなり、一旦スローライフを送ってみるなりして色んな経験をしてみるといい。




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