夏に着るTシャツは冬も着れる。
冬に着るアウターは夏は着ない。

そろそろ、そんなアウターを着なくなる季節。
3月初旬で20℃。

昼前からビール片手に桜を仰いでいたい。
まだ早いから梅の花にしとこうか。

MONGOL800をご存知だろうか？

代表曲「小さな恋のうた」を
20年以上カラオケランキングの10位前後に固めるという驚異のバンド。

おれもカラオケに行くとよく歌う。
でもカラオケで小さな恋のうたを歌う自分が
あまり好きになれない。
あんなものは人の目を気にした
見栄えのいい恋のうたになってしまう。

せっかく「モンパチ」の曲を歌うなら
「Love Song」か「snow white」がいい。
「愛する花」もキヨサクが歌う「Candy」も
6年は好きでいる。

そう、 人より少しだけMONGOL800が好き。
小学校から参加して高校3年間没頭した
NPO法人のキャンプの団体に、
MONGOL800を刷り込んでもらった。

snow white のミュージックビデオの、
サンタの格好をしたおっさんたちが
沖縄をバイクに乗って走り回る雰囲気。
あれが好きでしょうがない。

Play to the sun, Play to the moon
この感じ。

こんなおっさんがカッコいいなと心底思う。
ほんとの理想とはちょっと違うんだけど。

高校の夏休みの90%はキャンプ場にいた。
そんな夏休みが終わった残暑の季節は
この曲をよく聴いた。

そんなキャンプの団体とは離れてしまっている。
その団体の代表がおれの人生で初めて
「世界平和」を語る人だった。

snow whiteのMVに出てくるような
ほんとにイケてるおっちゃん。

先日その人に無性に会いたくなった。
今はかなり距離が離れている。
むしろ唯一と言っていいほどの会いづらい関係。

でもそれで会いたい人に
会えない人生はちょっと辛い。

会いにいこう。

そう、昨年のsnow whiteをよく聞く季節に
気仙沼でキャンドルを灯し続ける
とある先輩に出会った。

東北に降り立つのは昨夏が初めて。
20日ほどいた。いい夏だった。

東日本大地震をはじめて自分の目で見た。
例年の3月11日は特に何もないが、今年は違う。

今日の夕方大阪湾にいく。
キャンドルを灯しに。

当時の放射能がダダ漏れの海は、
今もすぐそこの大阪湾に繋がっているらしい。

当時小学校の3年5組の教室にいた少年は
紆余紆余曲折曲折して大阪湾にいる。

最近久しぶりに、1日を長く感じ出せた。
春が来た意味ではなく、上がってきた意味。

うわー大阪南港なんて高校以来かも。
今日も大阪湾はいつも通り綺麗に汚い。

ちなみに
SOFFetともんぱちとの「ひとりじゃない」
が 自分のもんぱちの歴史を揺るがさせない。