人は旅をするために進化した。

人間は旅をするために進化した。

立ち上がったサルは発汗の妨げになる体毛を全て捨てて裸のサルになった。

これは速く動くためではなく、長く動き続けるために素早く発汗させ体温を下げる必要があったからである。獲物や植物のある場所へ移り住むために長く動き続ける体が必要だったのだ。

過剰に摂取した栄養を脂肪として蓄え、必要に応じて燃焼させることができる人間独自の機能もこうした理由からの進化であろう。

つまり旅をするために進化したのだ。

人間は動くこと、新しい動きが好きだ。

動かなくなると人は考えなくなる。

心と体は結びついてる。

動くことで筋肉が感情を作る。

こうした自粛で自宅待機を命じられると、感情が奪われる、思考が停止する。

みんな旅をしたいのだ。旅に憧れているのだ。

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