最近の記事

FIELDCONNECT(フィールドコネクト)の位置情報の足取り

はじめにここには実際にFIELDCONNECT(フィールドコネクト)を使用した位置情報の足取りを記録として残して行こうと思います。端末購入の参考になればと思います。 昼闇山(23/03/11) 実際はこんな感じでスカスカだったけど、シェアビュー画面にはしっかりと位置情報がアップロードされていて驚きました。位置情報が上げられているということはメッセージも送信できるということです。 3枚目のシェアビューというのはこのURLを知っていれば、端末を持っている人の位置情報をリアルタ

    • GPSトラッカーという端末を買ってみた

      GPSトラッカーという端末を買ってみました。携帯圏外でもメッセージが送れるので即座にSOS要請ができる。位置情報も数分毎にクラウドにあげてくれるので、リアルタイムの現在地が確認できる優れもの。定型文で5つのメッセージを送れる。 購入した経緯山岳保険も加入しているし、ココヘリも契約している。家族には俺が下山しなかったら翌朝の10時まで連絡を待って、連絡がなければココヘリと警察に連絡するよう申し合わせている。もちろんザックの中には一晩は耐えられる装備を入れ、日頃から訓練もして

      • 廃村の山怪

        これは2014年の夏の話である。 その年のお盆は、妻が子どもが帰省するというので、私は一人でゆっくりと羽を伸ばし、単独でのキャンプを計画していた。 つい最近始めたばかりの登山も兼ねて行き先は秋山郷へと決めた。 秋山郷は新潟県の津南町から長野県最北端の村、栄村へと続く中津川渓谷にある集落で、平家落人の伝承やマタギ文化など、昔ながらの生活様式が色濃く残る秘境地域と言われている。 そこにある鳥甲山(とりかぶとやま)に登りたいと思ったのだ。 何かの本で読んだのだが、鳥甲山は

        • 外出自粛下でランニングについて考える

          ランナーが走るのは自分の頭の中にある速く走りたいという純粋な欲求に抗うことができないからだ。 新しい世界へ挑むことへの好奇心、冒険心、結果を残したいという功名心もちょっとはあるかもしれない。 無論、メタボ体質で何十年と運動とは程遠い生活を送っていたのだから、全力で走れる訳もなく、危険もついて回る。俺などしょっちゅう怪我をしてばかりだ。 無理をしてまで危険な行為をする必要などないのだが、チャレンジせずにはいられない。 やはりそれでも走り続けるのは、そこへ向かうことで抱えるこ

        FIELDCONNECT(フィールドコネクト)の位置情報の足取り

          レインウェアの洗濯問題

          レインウェアの洗濯問題。 洗濯すると生地が傷むような気がするが、泥や汗、皮脂汚れなどを付着したまま放置しておいた方が生地のダメージが激しいと聞くから、基本的には毎回洗うようにしている。 でも洗濯するたび寿命が短くなる疑念は晴れず、持って行ってもなるべく使わないように意識が働いてしまう。しかし、それでは何のために買ったのか分からない。特にフューチャーライトは雨が降るかどうか分からないときに真価を発揮するジャケットだ。 問題は耐洗濯回数がどれほどなのかということだけど、これ

          レインウェアの洗濯問題

          思い通りならないことを山菜は教えてくれる。

          山菜料理を量産するのは良いんだけど、妻は味見程度。子どもは苦味がダメで食べない。結局のところ食べるのは俺だけで自分で自分の首を絞めている。山菜料理が冷蔵庫の容量を占めて行くにつれてストレスも増えていく。毎年の悩み。 週に一回採れるかどうかの山菜だから、ついたくさん採ってきてしまうけど、こう毎日山菜を採りに行けるようになると、どうせ家族は食べられないのだから、ちょっとだけで良いということに気付く。それに芽を採り過ぎてしまうと枯れてしまい、来年の芽が生えて来ない。まさに足るを知

          思い通りならないことを山菜は教えてくれる。

          人は旅をするために進化した。

          人間は旅をするために進化した。 立ち上がったサルは発汗の妨げになる体毛を全て捨てて裸のサルになった。 これは速く動くためではなく、長く動き続けるために素早く発汗させ体温を下げる必要があったからである。獲物や植物のある場所へ移り住むために長く動き続ける体が必要だったのだ。 過剰に摂取した栄養を脂肪として蓄え、必要に応じて燃焼させることができる人間独自の機能もこうした理由からの進化であろう。 つまり旅をするために進化したのだ。 人間は動くこと、新しい動きが好きだ。 動

          人は旅をするために進化した。

          脳と腸の話

          幸福を感じる幸せホルモンのセロトニンが脳でなく腸からの出ていることは周知の事実。 最近、私がスパイス料理を始めたのも、スパイスで適度に腸を刺激して活性化させて、もっと幸せになるためです。 さて、今朝、ラジオを聞いて驚いたのですが、それは腸の奥深さについての話でした。 立ち上がったサルは人間になるためにまず腸を進化させたそうです。 なぜ腸を進化させたかということについては言及しなかったのですが、サルは人間となり、大陸間の長い距離を移動しても飢えで死なないようにあらゆる食

          脳と腸の話

          体重の設定変更について

          3年前に体重を10kgちょっと落とした時、やたらと眠たくなって、冷えを感じる時期がありました。 糖質コントロールをすると、疲れや眠さを感じなくなると聞いていいたのにおかしいなと。 でも、その謎がようやく解けました。 人間には適正体重という脳内で設定したセットポイントがあって、食べても食べなくても、概ねそのセットポイントを維持するようにできているのだそうです。 私の場合、摂取カロリーが極端に少なくなったため、体重を維持するためにエネルギーを抑えるようになり、眠たくなったり冷えを

          体重の設定変更について

          SUUNTO 5 を購入しました。

          1.GPSウォッチを使い始めるようになったきっかけ今までランニング、登山とは無縁の私。 5年前に登山を始めてから、ずっとYAMAPを活用しているのですが、距離が伸び、山行時間が長くなるに連れてログを取ることでスマホのバッテリーの持ちが気になるようになってきました。 そこで思いついたのがGPSウォッチでログを取るということです。 GPSウォッチを色々と調べてみると、ナビゲーション機能や地図を腕時計の中に表示したりする機種まであり、その多機能性に驚きました。 今では衝撃と

          SUUNTO 5 を購入しました。

          スケールが大きいということ。

          今日は県内企業の視察研修でした。 一社は売上3.6兆円を叩き出す設備をわずか62名で管理する企業。世界中の天然ガスを集めてそれを燃料とし、エネルギーという価値に転換する事業です。 もう一社は従業員6133名、売上4131億円で水力発電所を自社運営しており構内に鉱山を持つ企業。天然資源である鉱物を採掘し、化学反応させることで新たなる素材を生み出している企業です。 もうこのくらいになると規模感が違いすぎて何が何だかと思いましたが、このくらいスケールの大きいものに触れると色ん

          スケールが大きいということ。

          斎藤武夫先生の日本が好きになる!歴史全授業講座in新潟会場

          本日の午後は斎藤武夫先生の日本が好きになる!歴史全授業講座in新潟会場に中3の娘と参加してきました。 現役の学校の先生対象の内容で、どのように授業で子ども達に伝えるかとい視点で、レベルはかなり高め。 でも先生達も日本の未来のために戦っているな、と胸が熱くなりました。 日本は2000年の歴史を持つ世界一古い国。 英国の女王は43代目だが天皇は126代目。 中国の「皇帝」に対して諸外国は「王」=皇帝の属国、という形だったが、日本だけが「天皇」=皇帝と対等、という形を取り

          斎藤武夫先生の日本が好きになる!歴史全授業講座in新潟会場

          一流の作法

          にわかに信じ難い話ですが、鍋料理をよそってあげるのはマナー違反なんだそうです。 というのも、鍋料理の本質は同じ鍋を囲みながらも、それぞれの好みに合わせて自由に食べられることにあり、その自由を侵害するのはマナー違反で、ものごとの本質を見極めていない証拠だというのです。 これは日本でもトップクラスの財界人の話なので事実のようです。 実際に日本橋の料亭で女将が鍋をよそったらその方は激怒して「俺は牡蠣が食べられないのだ!」と言う場面があったそうです。ってか、牡蠣?そこ?(笑)

          一流の作法

          山登りについて思う。

          キャンプや登山をしていると分かるのですが、自然の中にいるといかに自分が無力であるかを思い知らされます。 入念に計画をして、準備をしても、思い通りになることはほとんどありません。 自然には抗うことはできず、刻々と表情を変える自然に合わせるしかないのです。 そうした意味でキャンプや登山はとても謙虚になれるし、自然の中に入る意味はうまく行かないことを味わうためにさえあるのではないかと思うほどです。 文明に埋もれている日常生活や、経済活動の中では忘れがちな大切なことを、自然は

          山登りについて思う。

          オーダースーツSADA

          オーダースーツSADAの佐田社長の講演会がとにかくすごかった。 講師を呼んだ当事者だから言うのではなく、みんなが講演会の後に口を揃えて言っていたのでこれは間違いない。 きっと数年後には呼んでも来てくれないような人になっていると思うので、今日、佐田社長の話を聞けた人達は本当にラッキー。後々、ライブで佐田社長の講演を聞いたというのも自慢できるネタになるのでは、ってくらい佐田社長からはものすごい可能性を感じた。 講演会の内容はどこを切り取っても金言だらけなので、一番印象に残っ

          オーダースーツSADA

          人はなぜ、一生懸命さに心が打たれるのか

          先日、小学校3年になる子どもの運動会の応援合戦を見ていたら、ふと涙が溢れている自分に気付いた。 所詮、子どもの応援合戦なので、取り立てて、技術的に優れていたというわけではないし、自分の子どもがいたからと、特に感情移入が容易だったというわけでもない。それほど、大したパフォーマンスがあるわけではなかったし、あるいは、応援合戦の歴史的観点から見て、革新的な演出や特別な工夫があったわけでもない。そんな、ごくありふれた小学生の応援合戦だった。 なのに、何故、涙が溢れてきたのか。

          人はなぜ、一生懸命さに心が打たれるのか