はじめてのパワポ資料作成【第6回】資料の文字数の決まり・ルール
資料を作成する際、パワポに限らず、シンプル・文章は短く端的にとよく言われるかと思います。
ですが、ふと疑問に思います。
「短く」とは、では具体的に何文字にすればよいのかと。
また、どうしても文章を記載して、説明や解説をしないといけない時も、たまにはあると思います。そういうケースでは、どのように文字数を決めたらよいのでしょうか?本日はそんな文字数のルールについてお話します。
ルール①タイトル文字数は、13文字まで
タイトル、見出しなどは13文字までと説明される記事(人)が多いです。人間が瞬間的に把握できる文字数は13文字だと言われていたり、yahooニューストピックスの見出しが13文字であったことが、その理由と言われています。
ただし・・・
4月21日現在、yahooニュース見たら、15文字になってますね(笑)
個人的には、昔と比べ、世の中のビジネスモデルやIT技術は遥かに複雑に、種類も増えていますので、文字数が増えることがあっても、減ることは中々ないのではと思います。yahooニューストピックも色々な理由から、おそらく長くなっているのだと思います。
結局のところ、絶対的なルールではありませんが、もちろん13文字におさめられるに越したことはないと思います。
ルール②説明文字数は、40文字まで
タイトルや件名以外の説明にあたる文字数は、40文字までを目安にしましょう。
この例ではタイトルと箇条書き件名は、13文字以内にして、各説明文を40文字以内におさめています。
Wordの1行が標準40文字となっていたり、やはり視認性が根拠となっているようです。また、記者やWebライティングでは1文=40~60文字というルールがあるそうですので、このあたり文字数が目安になりそうです。
ルール③スライド一枚の文字数は、105文字まで
スライド1枚の文字数105文字のルールですが、これはパワポの世界では珍しく、具体的な調査結果が出ています。
この調査では、なんと5万枚以上のパワポを調査されたそうで、しかも、デザインのきれいさのような抽象的なものではなく「実際に提案成約率が上がるのか」というビジネスの効果の視点で調べられております。
これは、すごいですね!
というわけで105文字というルールは、明確な狙いがあり、是非守りたいルールです。
ちなみに、自分で作成したサンプルスライド(ルール②)の文字数を数えたのですが、合計で140文字になってました・・・もっともっと短くする必要があるということですね・・・
私も、これを機会にさらに、端的な文章を目指して、頑張ってみようと思います!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
もちろん、ケースバイケースですが、文章というものはいつも意識していないと、いつの間にかだんだん長くなってしまうもの・・・これを機会に身に染みこませておきましょう!
以上です。次回のパワポ資料作成入門は、書き溜めたストック記事がなくなったので未定です(笑)
(※補足:パワーポイントの文字数をどうカウントするのか気になった方もいると思うですが、パワポには文字数カウント機能はありません・・・)
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