私の退院と共に突然やってきたトイプードルの相棒君。

我が家にやってきた時のお話はこちらで↓

この相棒君だがめっちゃビビりのシャイボーイ。そして好き嫌いなしの食いしん坊！彼のお仕事は〝私の子守り〟と〝自宅警備〟。

あんなに犬を怖がっていた私も今となっては、

「かわいいでしゅね〜」
「お母さん、大しゅき？」

とすっかり赤ちゃん言葉で犬バカ全開だ。どっちが遊んでもらっているのやら。もちろん私が遊んでもらっているのだと思う。

遊んでもらってばかりでは申し訳ないので、時々ドッグランなる所へ連れて行くがビビりの相棒君。広〜い敷地の隅っこで、走り回る犬を横目に、気配を消しつつひたすら草むしりに勤しんでいる。まさか自分が犬であることに気づいていないのか⁉︎…。

犬は人間の３歳児程度の言葉を理解していると言われている。「抱っこ」と言えば膝に乗るし、「どいて」と言えば降りてくれる。結構な言葉が通じるが、これは確信犯だなと思うくらい、相棒君にとって都合のいいようにしか言うことを聞いてくれない。すっかりなめられている。育て方を失敗したぁ〜⤵︎。

それでも自宅警備はきちっとこなしてくれますよ。宅配便、郵便配達、回覧板、セールス…誰が我が家に近づこうとも見境ない。ワン！ワン！ワン…ン‼︎ 全力で吠えまくる！それでいて車のエンジン音で我が家の車とそうでない車を聞き分けて、自宅警備を発動する。優秀⁉︎な警備員だ！

極め付けは、ルンバに吠えまくり指名手配されている。ロックオン！ルンバの写真機能で障害物と思われているらしく、私のスマホに時々通知が届く。

ルンバを不審者だと思っているのか、ほぼ毎日ルンバと格闘している。ルンバにとったら君が不審者だよ。そろそろ理解しても良さそうなものだが、一向に変わらず警備に抜かりはない。

それから相棒君は食べることがだーい好き！食事に苦労されている方には申し訳ないが、どんな餌であろうと、もはやゴミでも草でも何でもござれ！

そのせいもあってか、体重は６kgとトイプードルとしては大きめのデカプーと化している。小型犬としては少々、いやいやかなり大きい。健康のためにマンネリダイエットをしているが、現状維持であまり効果はない。変なところだけは飼い主に似るものだ。

我が家に出入りしているヘルパーさんからは、トイプードルではなくプードル説か浮上し笑われているが、当の本人（犬）はどこ吹く風という顔だ。

それでも我が家のアイドル的存在として君臨している相棒君。これからも私のお世話と自宅警備をよろしくお願いします。

36話目へ続く…

1話目から続けてお読み頂けたら嬉しいです😊↓