ホテルサービス その339 - 休日と休暇 -
長期休暇の取得は各人の都合で暦通り取られた方と期間をずらしての方がいらっしゃいます。
人は長短関係なくある程度の休み(楽しみ)無ければ生活を営むことは出来ません。
昭和以降は横文字に憧れる日本人はvacationの響きに想像が妄想を呼び期待だけ高まる。
そして近年は国内系ホテルでも取り入れ始めたバケーションと言う名のシステム。
ところが休日との使い分けに戸惑うスタッフは少なくはない。
では一体?休日と休暇(vacation)の違いは?
疑問を探るため書籍を調べてみました。
一説によると……
元来より遊び下手の日本人。
なかには休日も仕事を行う方も多く休日 = 遊びの感覚は全くありません。
紐解けば日本古来の考えでは「遊びは葬礼から始まる」ということだそうだ。
現代でも八百万の神に例えられる様に「神仏の存在は絶大」であり「神仏抜きでは生きていけない」民族なのかもしれませんね。
朝起きて太陽を拝み☀️ぶつぶつ🗣️
そのまま神棚へ👏ぶつぶつ🗣️
仏壇にご報告🙏のルーティン🗣️
場合によって友人知人の結婚式にてアーメン⛪️
この様な日常(遊びに)までも八百万の神的な縛りを無意識にかけ現在に至る珍しい国民。
一方!宗教文化の強い海外諸国はいかに?
彼等も神仏の信仰はあるものの宗教の日程を2種に分割し成功したのだという。
それが「Holiday」と「Vacation」
いわゆる敬虔な方々によるHoliday(休日)とは神に対して敬虔に勤める日である⛪️
一方のVacationは神の存在をVacate(捨てる)する日としたのだそうです🏝
神にすがるのは世界中変わらない信仰としてあるが人生の全てを敬虔に過ごすだけではないのがこの理由にて頷ける。
それだから、、、、
Vacationの名の下に「大いに遊んで良い日」を合理的に創設したのが始まりになった!
神も全能ではない様ですね👼
日本の休日は公休と呼び「あくまでも仕事の上で」は払拭できずHOLIDAYとはまた違う。
さらに有休となると異次元になり!
「休みを頂戴いたします」など謙遜する姿勢が根強く当然の権利とは乖離している。
そのことより外国人が取得するvacationは長〜くリフレッシュの意味があるのです。
休日に関しても一億総平等や右へ倣えから脱却出来ずにいる日本人🗾
弊害として近年は月曜日の振替休日が増えたことに尽きこれはこれで困ったちゃん。
誰もが気持ち良くVacate(捨てる)目的にvacationを取得出来るのはいつのことやら🇯🇵
「Holiday」と「Vacation」
休みはリフレッシュのため楽しみましょう😊
明日はMガイドブックについて…
書いて参ります✍️
HOTEL DIRECTOR
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