HOTEL DIRECTOR

ホテルダィレクターとは!ホテル運営のあらゆる側面を監督しながらホテルの円滑で効率的な運…

HOTEL DIRECTOR

ホテルダィレクターとは!ホテル運営のあらゆる側面を監督しながらホテルの円滑で効率的な運営を確保し高いサービス基準とゲストの満足度を維持するホテルマン向け教育者でございます。jjtouch1er@gmail.com

最近の記事

  • 固定された記事

ホテルサービス その70 - 私のデザイン -

黒いテーブルクロス。 テーブルセンターにはミラー🪞 ガラス鉢に入れたオンシジウムと生檸檬🍋 金色のショープレート🍽 ナプキンリングも黄金リボン🎗 ここでは見えませんが… チェアカバーも漆黒に黄金のタッセル🎗 この粋な写真のテーブルコーディネート。 実は私が考案し世に出したデザインなんです。 最近のことホテルのパンフレットに掲載されていた写真を改めてスマホで撮ったものです。 信じられないでしょうが本当に私作です❣️ 〜〜〜〜ホテル時代⏳ 競争激化に伴い低迷する婚礼売

    • ホテルサービス その536 - コト -

      米や味噌に醤油は日本人に欠かせない土地の味であり本来そこの土地で味わい楽しみ深い。 しかし容器へ入れ簡単に持ち運びができるため何処ででも食する事は可能な食品。 魚や肉も鮮度を保持した物流に乗ればいつでも何処でも食べられる現代において! 世界的な物流の発展に伴い飲食品にしても冷却物流はいとも簡単に行われ世の中の品物は送れないものを探す方が困難です。 そこへ行くとヒューマンサービスだけはその場でしか体験出来ない儚さを持っている。 例えば 「一流店の味をご家庭で」とよくあ

      • ホテルサービス その535 - 冷凍納豆 -

        和朝食では定番の納豆🫘 冷凍すればひと月程度も日持ちがする事はご存知と思います これは家庭の知恵として使われているもの 今回宿泊したホテルの朝食には未解凍の納豆が陳列されていました 私の朝食に欠かせない食材のため一つ取りはしたが違和感を感じ結局2つ開ける羽目に ここのところホテルでは朝食にテナントを使うケースが後を絶たない しかし!いくらホテルが快適でこの様な事を目にすれば旅立ち前に気分は悪くなりますね 毎日解凍されて出されていると思う納豆?? ちゃんとしたホテル

        • ホテルサービス その534 - 肉食日本史 -

          近年提供店も増えてきたジビエ料理ですがまだ日本人には抵抗がある方も多いようです。 命あるものを断ち食料として有難く頂く人間にとってジビエは貴重なタンパク源です。 牛豚鶏を主に食べる日本人は歴史的に見てもそれ以外の獣は全く食べていなかったのか? 元々食べないのか?意見は別れています。 そんな最近「日本人の食生活は肉食から始まった」と記載された文献を読みました。 つまり農耕を知らずその日暮らしで精一杯だった原始日本人にとって狩で得る獣は何よりもご馳走だったという説。 当

        • 固定された記事

        ホテルサービス その70 - 私のデザイン -

          ホテルサービス その533 - 緑茶で分かる -

          ホテル訪問時に人事総務部を初めバック部門の応接室へ通される事があります。 そこで暫しご担当者を待つ間に頂ける温かい緑茶🍵(夏場は冷えた麦茶類もある) 勧められ湯飲みの緑茶の色と香りに誘われ頂きます稀に茶柱立つとニコリ☺️ たかがお茶だが🍵 上手いお茶の淹れ方だとこのホテルは教育が行き届いているのだたぁと瞬時に分かります。 この場合ほぼホボ玉露が提供されひと時の安堵感は増していきます🍵 お茶の提供🍵おそらく日本料理や宴会部で鍛えられた経験からくる躾の美しさなのでしよう

          ホテルサービス その533 - 緑茶で分かる -

          ホテルサービス その532 - ホテル屋 -

          国内ホテル建設ラッシュは止まるところ知りませんね〜 いままで手軽な価格で利用できていたホテルもリノベーションを機に出張族には手が届かない範囲へと高単価になっています 日本のホテルは安すぎた背景ここぞとばかり世界標準へ上り始めている様 業界を愛する者として後輩の給料が高くなる要素を含め喜ばしい事でもあるのだが… 誰しも思うことはハード面の老化によるゲスト離れにスタッフ離れが上げられる しかし!それは老朽化が全てではない事に目覚めて頂きたいものである 新しいホテルはコ

          ホテルサービス その532 - ホテル屋 -

          ホテルサービス その531 - お客神様 -

          お客様はお客様です。 それ以上でもなくそれ以下でもない。 しかも企業にとって有益な方が本当のお客様というものです。 世間には『俺は客だ!客は神様だ』と吠えるだけの愚人もいる。 自分で自分の事を神様と思うのは勝手だが⁉︎ その言葉に萎縮し接客を恐れているスタッフが多く見受けらるのが問題です。 企業マニュアルにはお客様と接し方の基本は書いてあるがただの文字羅列に過ぎず。 対処方法は人それぞれ違いがある故その人の特徴として成り立っている訳だから。 決して全員が良い対処

          ホテルサービス その531 - お客神様 -

          ホテルサービス その530 - ホテルマン育成 -

          ホテルマン講演や研修を始め内容は兎も角。 どの様なホテルへ出向いているのか気になる方が増える会話も弾むありがたさ。 私に関心を持って頂くだけで嬉しいのですが信用信頼するには実績が物語るのが社会人。 と言う事でホテル名は出せないものの想像出来そうな場所を一部ご紹介いたします。 東京都 千代田区内幸町のホテル 港区新橋のホテル 港区虎ノ門のホテル 港区六本木のホテル 名古屋市 中区栄のホテル 大阪市 北区茶屋町のホテル 北区梅田のホテル 住之江区のホテル 福岡市 博多

          ホテルサービス その530 - ホテルマン育成 -

          ホテルサービス その529 - 3日 3ヶ月 3年 -

          3日に3ヶ月と3年 元は芸事や修行の心構えから来ている言葉 3日我慢すれば3ヶ月は耐えられる 3ヶ月耐えられれば3年は頑張れる という意味を持っています さらに細かく3日 3週間 3ヶ月 半年 9ヶ月 3年 6年 9年...繰り返す度に進化する 現在若者の風潮「とりあえず3年我慢する」このくだりを良く耳にいたします 確かに3年在籍すれば社会とりわけその業種は大まかに分かるとは言えたった3年では見えないものの方が多い 1年目の仕事は流れを把握する 2年目の仕事は違いを

          ホテルサービス その529 - 3日 3ヶ月 3年 -

          ホテルサービス その528 - 金庫 -

          都内の有名な財閥ビルに増設されたホテルと共有会議室ロビーに頑丈な金庫があります。 目の当たりにするとその重厚さと金庫の中身に興味津々✨ お手数ですが中を見せて頂くことは可能でしょうか」と厚かましくお願いをしました。 ご担当者様が大型レバーをくるくるくるくる回され解錠していただくまで待つこと1分。 ジワーッと音もなくドアが開き中の空気が頬にあたれば映画的な高揚感マックス。 残念ながら現在は資料倉庫に利用されていて期待のお宝はありませんでしたが💴 これだけ頑丈な金庫に

          ホテルサービス その528 - 金庫 -

          ホテルサービス その527 - Hangover -

          Hangoverとは二日酔いのこと🥵 でもなぜ二日酔いをするのか? いや二日酔いするまで飲んでしまうのか? それは紛い物を多く含んで味覚を騙した人工的な液体を飲んでいるからなんです🥃 日本製ウィスキーの歴史はバーテンダー時代に刷り込まれたもの。 当時の有名な影のフレーズ🫨 「品質の日果CMのさん鳥井」 これは今もなお耳から離れない名言。 戦後動乱時代の闇市。 エチルアルコールへ紅茶の出し殻を漬け込みウィスキーと販売していた過去を持つ。 これが日本のウィスキー歴史

          ホテルサービス その527 - Hangover -

          ホテルサービス その526 -ホテルGMより -

          若人の早期退職理由はなんでしょうか? 個人の問題ですか?ホテルの問題ですか? と言うことを聞かれたので……… ホテルを辞めた若人が次の職を選ぶ際について紐解きました。 彼らが次に目指す手っ取り早い方法としてアパレルや販売業があります。 理由は様々ですがその根底にあるものとは!お店ブランドを着飾りある意味モデルとして輝きたい理由は明らか。 簡単そうに見える仕事で楽したい本音。 だがしかし!実はホテルよりハードな職場なのに現状逃避の一心が強いから仕方ない。 ホテル

          ホテルサービス その526 -ホテルGMより -

          ホテルサービス その525 - 牧草牛 -

          ニュージーランド産牧草牛🐃 ほのかに草の香りが残る牛肉です。 NZとAUJ産は一頭丸ごと輸入しか認められてなくかなり安心。 牧草を食べさせた淡白な肉質に赤身肉本来の旨味を感じる。 日本人好みアメリカ産牛肉は部位で輸入出来るから産地トレサビリティー分からず怖い。 主にトウモロコシを食べさせた脂質溢れ赤身肉に程よい旨味を感じる。 餌の種類により肉質も味も変わるものです。 ちなみに牛肉1kgを育てるのに必要なトウモロコシは11kgも必要。 トウモロコシは穀物であり人間

          ホテルサービス その525 - 牧草牛 -

          ホテルサービス その524 - 連休取得 -

          年に一度自分の好きな時期に5日以上の連続休暇を全従業員が取得できるよう取り組んでいるホテルが増えてます。 在籍していた外資系ホテルでは年に一度のバケーション(休暇)は当たり前の権利でした。 私も多分に漏れずGMからも会議後には必ず言われる言葉は「いつ休むんだ」 ひと月くらい休みなさい(バケーション) 休まないのは管理能力が無いからだ!!! と急かされる日々。 当時そんなに長期休むなんて『私は不必要な存在なのか』と思うばかりでありました。 ロンバケを取る勇気も無く日

          ホテルサービス その524 - 連休取得 -

          ホテルサービス その523 - 侘び寂び -

          日本の文化と料理には「侘び寂び」引き算の法則が秘められていて! それは余計なものは外す削ぎ落とす事により素材をさらに輝かせる技術であります。 人は歳を重ねれば身体も老いて見た目でも青年期とは違う。 髪の色や皺に視力などなど個人差にもよるのだが他人の目からすれば似たり寄ったり。 私も40代前半は子供の希望により髪染め(加算)黒くしていたのですが。 薬品の影響で体調不良に陥り途中から自然に生きようと思い髪染めをやめました。 加算から引き算に変え(髪を染めない)る事で体

          ホテルサービス その523 - 侘び寂び -

          ホテルサービス その522 - 着飾る場所 -

          世界有名ブランド物も簡単に手に入る時代。 有名ブティック店内にかなりお洒落な服を展示されそれを購入する方もいらっしゃる。 しかし一体全体何処で誰が着用しているのか地方都市では皆目見当が付かない事が多い。 都内ホテルレストランではタキシード姿の紳士が鮮かな色ドレスで着飾った淑女と食事をする光景も割と日常的💃🕺 場所を移し地方の同じ名前のホテルでは「よそ行き服」で着飾った男女しか見られない。 *よそ行き服は普段着に毛が生えたレベル* なぜこれ程に違いがあるのか? 多

          ホテルサービス その522 - 着飾る場所 -