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呼吸の正体、それは・・・

2010年、ヨガ講師養成スクールに通い始めました。
本当はもっと前から通いたかったのですが、
子育てや引っ越しなど、
自分のことよりも優先することがあり、

やっと念願のスクールに申し込めたのは
ヨガをやる!と決めてから、7年後のことでした。


そのスクールでは
いつも、いつも、

Focus on your breath 〜 呼吸に集中して〜

と言われていました。


なんでそんなに呼吸が大事なんだろう、
と謎だったのですが、

「脳は質問を問いかけると、
その答えを自動的に探し出す」

と言われているように、

次々となぜ呼吸が大事なのか
わかるような体験をすることになりました。


まず、子どもが熱を出し、
呼吸が乱れるようになりました。
当時5歳と2歳。

上の子は肺炎、
下の子は中耳炎と気管支炎、

ほぼ同時期に高熱にうなされるようになり、
呼吸が浅く早くなりました。

ここで学んだことは、
体調は呼吸に現れる。

体調が悪いと機嫌も悪くなります。
ご機嫌かどうか呼吸でわかる。

(子ども達がピークを超えた頃、
夫も肺炎にーわたしは大丈夫でした)


娘はよく大声で泣く子でした。
泣く前には、一旦息を大きく吸ってためてから、
わーーーと声と共に息を吐く。

あまりにも感情が昂っていると、
息を吸って、空白の時間が数秒・・・あってから
わーーーと声と共に息を吐く。

感情と呼吸はリンクしている


呼吸は、息を吸って吐いてのもので、
息は、自分の心と書く。

息は、自分の心

その漢字にも現れているように、
心と呼吸はリンクしている。




さらに一人目の後、流産をしているのですが、
その頃のことも思い出されました。

アメリカの妊婦健診は、
主に心音を聞くことと、お腹のサイズを測ること。
心音に異常がなければ、順調に育っていると考えられます。

でも、ある日の検診で、
心音が聞こえなかったのです。

胎児の成長が止まっていたのです。

心臓が止まると、成長も止まる。

心臓は、成長を率先するもの。

この世に生まれると、肺呼吸になるので
心臓の音は、呼吸の音として表に現れる。

成長に、呼吸は不可欠なもの。


とものすごく腑に落ちるようになりました。
パズルのピースがはまっていくように。

そういったことを体と心で感じながら、
なんとか日々を過ごしていた時に
東日本大震災が起こったのです。

2011年の出来事です。

まさかの大災害。

日本の家族や友人が、そして日本という母国が心配で心配で、
わたしの呼吸も乱れっぱなし

でも意識が切り替わりました。

こんなに離れているわたしが呼吸を乱してどうする?

実際に被災している人たちの方が、
呼吸が乱れているはず。

被災地の人たちが、
自分の呼吸を見つけられるよう
ヨガスクールの仲間達にも声をかけ
呼吸と祈りを送りました。

呼吸は道標にもなる。

そして

呼吸は祈りでもある。


。。。。。。。。

そんな感じで、呼吸は大事であるという意味を
体験を通じて受け取りました。


体調は呼吸に現れる
ご機嫌かどうか呼吸でわかる

感情と呼吸はリンクしている
息は、自分の心
心と呼吸はリンクしている

心臓が止まると、成長も止まる
心臓は、成長を率先するもの

心臓の音は、呼吸の音として表に現れる
成長に、呼吸は不可欠なもの

心配で呼吸は乱れる

呼吸は道標にもなる
呼吸は祈りでもある


だから呼吸は大事なのです。

というのが、わたしの体験からの意見です。

他の方のご意見も聞いてみたいと思っています。

どう思われますか?


。。。。。。。。。

子どもさんを大事にしたい気持ち、
どうしても振り回されてしまう日常、
自分のことは後回し・・・


どんな状況に置かれても
自分の呼吸のペースを観察しておくと、
そして
呼吸をコントロールする練習をしておくと、

心の安定を保つことができます⭐︎


練習が必要ですけど!
わたしも日々向き合っています。

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