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何気なく『おしん』を見始めたら止まらなくなった

今更ながら、『おしん』にハマってしまった。
前回再放送していた頃は、ああやっているんだと途中で気付いたものの、実際に見ることはなかった。

このnoteに現在置いている感想文をみていただけたらわかるかと思いますが、私は基本的に明治〜昭和中期頃までの時代を題材にした映画・ドラマが大好きです。
ですから『おしん』についても、いつかは見ておこうと思っていた作品でした。

なかなか重い腰が上がらなかったのは、あまりにも有名すぎる、あまりにも多くの人が絶賛している作品のため、天邪鬼精神が働いてしまっていたこと。
もうひとつは、私が橋田壽賀子アレルギーであるということ。
ほとんどの役者の演技を棒化してしまうあの台詞回しが、どうにも苦手なのです。
あのぎこちなさが、人と人の会話と思えず見ていて辛いわけです。

と、言いながら『ハルとナツ』『99年の愛』はちゃっかり観てたりするんだけど。

今回おしんを見始めたのも、別にきっかけもなく、突然なんとなく「ちょっとだけ見てみよ」と思い立ったからである。
突然の思いつきでこんなにハマることになるとは思いもしませんでした。

『おしん』は、度重なる不幸に耐え忍ぶ女性の一生の話だと思い込んでいました。
それは大間違いでした。
『おしん』は何をやっても大体うまくいくスーパーウーマン。
行く先々で苦労はあれど、人にも恵まれて、何度も何度も力強く這い上がれる女性の話だった。
そして、結構我が強いという点もかなりびっくりポイントでした。

そしてあっちにもこっちにも出てくる文学座の面々。
そもそも成年期を演じた田中裕子も文学座出身。
あの全役者棒化台詞回しも、文学座軍団の手にかかると立派な人と人の会話に成立してしまっていた。

先の展開が気になり、早送りもしつつあっという間に最後まで見終えてしまったのでした。

『おしんのおもしろさを誰かに話したい!』

どの回を見ても言いたいこと、ツッコミたことが山ほどある。
この気持ちをどこにぶつけようかと考えた末、このnoteに感想を書いていくことにしました。

早送りしながら見ちゃったので、今度はもう一度早送りなしでしっかり見ていきたいと思います。
長いので感想文もいつ書き終わるやらって感じですが…

頭の中に溜まったあれやこれやをこれからここに吐き出していけるんだと思うとワクワクです。

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