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【カルチャー雑感】2023年12月31日~2024年01月06日の音楽、小説、ポッドキャスト

この一週間でふれて、印象に残ったものの感想です。


音楽

ザ・おめでたズ「TODAY IS THA DAY」

富山を中心に活動する5MC1DJのラップグループ、ザ・おめでたズの新曲。グループのコンセプトは「日常を祝う」。心地良くてノリの良いビートに、肩の力が抜けたラップが乗っかる。おめでたズ特有の落ち着いていて明るい感じが、新年早々味わえて嬉しい。


小説

呉勝浩「爆弾」(2022)

些細な傷害事件で逮捕された、とぼけた見た目の中年男性。最初は警察も舐めて対応していたが、その男が「秋葉原が爆発が起きる」と「予言」した直後、本当に爆発が起きる。その男は何者なのか?爆弾事件の真相とは。
終盤まで謎を残しつつ、掴みどころのない会話中心で話が進んでいく。緊迫感のある話でありながら「雛口依子の最低な落下とやけくそキャノンボール」で発揮されていた、著者のエンターテイメント性は健在。事件とは直接関わりのない細野ゆかりのパートによって、傍観者の目線が入ってて良かった。


ポッドキャスト

お互いさまっす「#8 新春SP『お焚き上げ祭り2024』」

昨年10月から始まった、松岡茉優と伊藤沙莉によるポッドキャスト「お互いさまっす」の新年拡大版。「お便りをたくさん読もう」ということで、脱線しつつもトークはどんどん進んでいく。昔からの仲である二人にしか出来ない雑談プログラム。

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