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J-naradewa編集部のnote

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J-naradewa編集部員のnoteをまとめています。J-CSVに関する個人的な研究や想いなど、自由に発表していきます。 https://www.j-naradewa.com/
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記事一覧

無印良品の強み

この動画はじっくり見るべきではないかと。とても勉強になりました。 MUJI無印良品: 無印良品とクリエイター| 深澤直人「Micro Consideration」 無印について個人的に思っていたことがあったので下記にまとめます。 ①すごい必然性無印ってシンプルでいいよね。とひとことで片付けてしまいますが、 なんかもっとすごいことが隠されているように思っていました。 上の動画ではMicro Consideration=細やかな配慮:調和と言われていますが これみてよくわか

エクスポネンシャル思考

エクスポネンシャル思考という本を読んで、著者である齋藤和紀さんにも お話を伺いました。テクノロジーによって未来が一気に変わります。 ①シンギュラリティ・ユニバーシティ齋藤さんはシンギュラリティ・ユニバーシティ エグゼクティブプログラムを修了されています。 https://www.kazunorisaito.com/about-me シンギュラリティ・ユニバーシティとは 未来学者であり「シンギュラリティは近い―人類が生命を超越するとき(Singularity is Nea

CSVの3つのレバー

CSVには3つに分類される価値創出の方法があります。 ここでも紹介していますが、名和先生の「CSV経営戦略」は 何回読んでも面白いです。 この本の中にCSVの3つのレバーというのが登場します。 ①次世代製品・サービスの創造解釈としては自社の事業の、今までの社会的ニーズに対応という範疇で 「私たちは社会価値を創出しているんだから、それこそがCSVだ。」 としてしまうのはもったいない。自社の強みを活かして、 新たな社会課題を解決するような、次世代製品・サービスを創造することで

日本企業版SDGsの採択

先日、名和先生とお話しさせていただきました。広告会社がCSVを取り組む 理由の確認から、SDGsの話へと発展していきました。 一橋大学大学院経営管理研究科国際企業戦略専攻 客員教授の名和高司先生 には、J-naradewaの運営など大変お世話になっております。 名和先生曰く、日本企業はSDGsにただ取り組むのではなく、 日本企業ならではのゴールを採択する必要があるのではないかと おっしゃっています。 ①SDGsブーム?日本企業がSDGsをモノサシに、自社の行っていること

NestléのパーパスとCSVイノベーション

※タイトル写真はNestléグローバルサイト“OUR STORIES”より引用 写真が可愛かったのでおもわずいきなり引用してしまいました。 勝手に考察シリーズ!? ここではCSV先進企業 “ Nestlé ” を考察。 J-naradewa編集部員の吉岡くんが紹介してくれた、企業の存在意義を 再定義する“パーパス”。 ここでもNestléのパーパスが紹介されていますが、 そのパーパスから事業へのつながり、 そして日本ネスレにおいてのCSV活用について掘り下げます。 ①

「パーパス」 言葉から見る企業が大切にするもの

「何のために生きるんだろう」と 十代の頃に考えたこともありますが 「何を大切にするのか」 あらためて確かめたこの前の3連休。 首都圏は雪でしたね。 南国出身なので少しの雪でも ワクワクする吉岡です。 今回は、 企業が大切にしているものを 言葉に着目して見ていきます。 企業の理念や姿勢をあらわす言葉、 タグライン。 Nike『JUST DO IT.』 Apple『Think different.』 キユーピー『愛は食卓にある。』 日立製作所『Inspire the Ne

ただいま編集中!“株式会社石坂産業”

こんにちは。J-naradewa編集部です。ただいま編集中!と題して 今、まさに取材して編集している、もうすぐJ-naradewaで紹介できる企業 の紹介、予告もしていきます! ①自然と美しく生きる 株式会社石坂産業石坂産業は産業廃棄物中間処理業の会社です。なんとリサイクル化率98%! クリーンな全天候型独立総合プラント。プラントの周囲には1,300種類以上 の動植物が生息するという広大な美しい雑木林を有する里山があり、 その中では小さいお子様を連れたファミリーが遊んでいま

「志は、何ですか?」いい会社と志とJ-CSV

新しく世の中に登場する商品の立ち位置を考える。 価値観を変えるような新サービスの名前をつくる。 社会に気づかれていない価値に光を当て言語化する。 インナーの意識をそろえるベクトルとなる言葉を探す。 などなど、これまで言葉を起点にいろいろな企業の コミュニケーションのサポートをしてきました。 TCC(東京コピーライターズクラブ)賞を 取ったこともない僕ですが、 一つひとつ丁寧にやってきた自負はあります。 そして、2018年、 個人的な想いが一つにつながる問いに出会います。

J-naradewa™の楽しみ方

noteではじめて投稿です。宜しくお願いします。 J-naradewaの楽しみ方について簡単にまとめます。 ①キャラクター船に乗ってる、なんだかキャラクターの濃ゆいみんなは、独自の個性を 持ったJ-CSV企業を表現しています。縁起のいい七福神みたいに船に乗って 青い海、ブルーオーシャンを悠々と進んで行っています。 CSVはイノベーション。CSVは競争優位性の高い企業を実現させるんだよ。 ということです。 ②インタビューJ-naradewaの父。監修もしていただいている名和

ユニリーバのCSVとブランディング考察

CSVの先進企業ユニリーバの事業戦略“サステナブルリビングプラン”と、 ブランディングの関係性についてJ-naradewa編集部の一員として 勝手に考察してみました。 ①ユニリーバ“サステナブルリビングプラン”とは?ユニリーバは8年前にサステナブルリビングプランという、 事業を通して社会課題に取り組み、持続可能な社会を作るという目標を 設定し、今も経営の中核に据えられ、 その進捗は随時公開・共有されています。 ※Unilever “About our strategy :

CSV推進の阻害要因

CSVについて研究していく中で、 “推進の阻害要因”というのがいくつかあることに気がつきました。 理由をつけて推進させなかったり、推進させていたつもりが 知らず知らずに滞ってしまう。そんなことがあるんだと、 ありがちなことをまとめてみます。 ①CSV?そんなのうちは創業からずっとCSV企業だよ!私たちはそもそもCSV企業だからもうすでに進めてます! といって進めないことがあるそうです。 名和先生はこれを、“なんちゃってCSV”と呼んでます。 ※「なんちゃってCSV」など言

VUCA時代のイノベーション

いろんな本読んで、人からお話を聞いて、 イノベーションついて考察してみました。(稚拙ですが) ①VUCA時代を突破する!だいぶ前からですが、予測不能な未来“VUCA”とよく言われています。 ▶︎V:Volatility【変動性】急激な変化 ▶︎U:Uncertainty【不確実性】コントロール不能 ▶︎C:Complexity【複雑性】錯綜する関係 ▶︎A:Ambiguity【曖昧性】あいまいな因果関係 と、こんな時代なので未来なんか見えるわけがありません。 どうせ見えな