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モネ 連作の情景に行ってきた

今日は大阪中之島美術館で開催されている「モネ 連作の情景」を見に行ってきました。

行こうと思った理由が「今年はやったことないことにチャレンジする」をテーマにしているからです。

美術館には何度か行ったことがあるのですが、中学校の社会見学や前職の社員旅行と、自分でお金を払ったわけではなく、受け身で行っていたので一切記憶がありません。

なので、一回自分でお金払って、積極的に作品を見たいと前から何となく思っていました。

たまたま今日は予定が何もなくて、大阪のどっかで何かイベントやってないかなと探していたら、ちょうどモネ展がやっていたので、行くことにしたのです。

モネのことを何も知らなくても楽しめるのか

美術館に行くって、けっこうハードル高いですよね。

ちなみに僕は、中学校の美術の成績は10段階中4で、美術に関しての技術も知識もありません。

また、モネに関しては名前は知っているけど代表作を知らないレベルでした。

結論を言うと、そんな僕でも今回のモネ展は楽しめました。

楽しめた要因は以下の通りです。
・絵を実際に見ると迫力が全然違う
・音声ガイドを使用した
・アウトプットするつもりで鑑賞した

絵を実際に見ると迫力が全然違う

今まで有名な画家の絵って、本やテレビで見るくらいで、実際にまじまじと見ることはありませんでした。

しかし今回じっくりと見てみると、近くで見るのと遠くから見るのでは全然絵の雰囲気も変わります。

また実際の大きさだからわかる迫力や熱も感じることができました。

素人で美術の知識がないので、絵を見て単純に感じたことを言うんですが、モネの絵は「季節」「時間」「空気や天気」がすごく伝わってきました。

実際それが事実かはわかりませんが、「この絵って春の朝に描かれたんだろうな」「この絵は秋の夕暮れだな」と思うような色使いやタッチで連作の良さを知ることができました。

他にも、「この絵って日本の浮世絵っぽいな」と思い調べてみると、実際にモネもジャポニズムの影響を受けていたりと、逆に事前知識がない分いろんなことが気になれたのでよかったと思っています。

音声ガイドを使用した

今は便利なものがあるんですね。

入り口に音声ガイドの貸し出しがあって、650円したのですが借りてみました。

これは借りてよかったです。

この絵を描いているときはモネはこういう暮らしをしていて等、いちいち解説パネルを読まなくても大丈夫なのが便利でした。

ちなみに絵より解説パネルの前に人が群がっていて、めっちゃ違和感がありました。

日本人特有なんですかね。


アウトプットするつもりで鑑賞した

単純にサッと絵を見るだけじゃもったいないので、noteに書くつもりで鑑賞することにしました。

今回もiPad miniが活躍してくれて、モネ展の公式サイトから作品一覧をPDFでダウンロードし、goodnotesに取り込んで書き込みできるようにしました。

メモをとりながら見ていたので、「この絵はよかった」「自分はこう考えた」が後からわかって非常によかったです。

 

個人的に好きだった作品

全部の絵が撮影可能ではなかったのですが、たまたま自分が一番いいなと思った作品が撮影可能でした。

睡蓮の連作の一つなのですが、他の睡蓮の絵は花が咲いてるのをすごくきれいに描いているのに、この絵はおどろおどろしいイメージで、葉っぱの周りを紫で描いているのも印象に残りました。

完全に個人的な感じ方なのですが、暗い色が多く他の絵と比べるとパッとしませんが、マイナスなイメージは全然なく、むしろこの色使いは落ち着くし少し離れてみると、とてもきれいな配色と感じました。


まとめ

「絵のこと知らんから行っても楽しめない」
「美術館ってどう楽しんでいいのかわからない」

行く前はなんとなくこんなこと思っていましたが、そもそも魚に詳しくないのに水族館行ったら楽しめるし、旅行も現地のこと知らなくても楽しめるんだからそれと同じと考えたら楽になりました。

そういう固定観念が、自分の中でブレーキになっていて、新しいことに挑戦できていないことに気づけてよかったです。

今度の目標は、「落語を見にくこと」


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