見出し画像

【仕事】何をもって高いというか?

本当に欲する人は高くても買う。

切迫していれば高くても買う

一応、リーンスタートアップを学んできたものとして「課題に切迫しており、現状のソリューションでは不満足で、絶対にその課題を解決できる代替品があれば、高くても買う」という考え方をもっています。

そしてその課題さえ解決できれば他の付帯的な機能や使い勝手は気にしない、というのがMVP(最小価値製品)であり、まさに「今絶対欲しい価値」だけに「高い対価を払ってでも手に入れたい」人、それはアーリーアダプタです。

これは「欲しい理由が値段だけなら買うべき」という考え方にも似ています。
何に価値を置き、それに幾らだすかは人それぞれです。

既存の相場を基準にすると見誤る

最近、予算絡みで上長達とも話をしたのですが、私が世の中的にも今こそ求められており引き合いも多く、希少なスキルや能力を持つ人たちについて見積もりをしたのですが「そんなの高すぎる」という指摘をもらいました。

何を持って高いといってるかというと、既存の外部のコンサルなどとの比較でそんな価格はあり得ないという話でした。

しかし私が見積もりをもっていた業界に上長達は詳しいわけではありません。私が調べる限りではミニマムでも私が見積もりをした相場という感触はあったのですが、納得は得られませんでした。

基準はこれまでの価値観、これまでの「外から人を呼んでコンサルする人」の相場であり、今色々と叫ばれているDX絡みで様々な会社から引く手数多な人材に関しての相場感は持っていないはずです。

それを既存の旧来からあるコンサルと比較して判断するのは私個人としては納得できるものではありませんでした。

価値を感じてないなら切迫してないのだろう

私は自分達にはケイパビリティもスキルも足りないので切迫しており、予算をかけてでも引っ張りたかったですが、価値観が合わないので説得しようもありません。できるだけ安く人を調達できるようすることという考え方しかありません。

となると、上長達の感じている課題感と私の考える課題感の大きさ・重要度・切迫度はギャップがあるのでしょう。価値を感じないから価格には納得していないわけです。

詳しい内容は書けませんが、私のチームの活動は新しい領域にチャレンジしようとしているし、正直世の中的にも先駆的だと私は思っています。よってどうしても世の中にあまりないものは希少価値があり高くなるはずです。

新しい事をやろうとしている最初から、効率とコストカットが先に口から出てくるようでは変革はあまり進まないんだろうなと個人的には危機感を感じています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?