無職のエッセイスト

常々「エッセイ」というジャンルに興味があり、 なんの肩書もない自分が「エッセイスト」を…

無職のエッセイスト

常々「エッセイ」というジャンルに興味があり、 なんの肩書もない自分が「エッセイスト」を目指してみたいと思うようになりました。 日々感じてること、考えていることを、 「新しい視点でとらえなおして再構成」する。 読んでふふっとなってもらえたらいいな。

最近の記事

『多様性』という言葉の気持ち悪さ

ここ数年で『多様性』という言葉を耳にすることが多くなったように思う。 例えば「ダイバーシティ」「LGBTQ」「ジェンダー」などの『多様性』に連なるワードが、新聞やニュース記事に取り上げられない日はないくらいに。 この『多様性』という言葉の多くが、人の2つの側面 ①性別・国籍・年齢などの『属性』 ②趣味嗜好や価値観などの『思考』 だけを対象にしているように感じる。 この時点で、すでに言いたいことは山ほどあるのだけれど。 僕が我を失うほど、頭に血が上り、さらには虫唾まで走る

    • パニクッた定員にコンフュされて月の女王になった話

      危機管理能力。 何が起こるかわからないこの世の中で、身に降りかかる災厄から逃れるには常に警戒を怠らず、慎重に判断を下し、冷静に行動する必要がある。 平和に見えるこの日本でも、一歩外にでると窮地に陥ることがある。 そんな時にこそ、自身の危機管理能力が遺憾なく発揮される。 ちなみに僕の危機管理能力は、ずば抜けて高い方だ。 車を運転する際にはかもしれない運転を心がけているし、 マクドナルドでホットコーヒーを頼んだ時は必ずフーフーしてから飲むようにしているし、 爪を切るときは反動で

      • 【エッセイ】カレーパンマンの真実

        近所に美味しいパン屋さんがある。 週一回、そのパン屋さんに行くのが密かな楽しみだ。 朝7時のオープンに合わせて行くと焼きたてのカレーパンが。 表面がカリっと揚げられ、まだ油の落ち切っていないテカテカしたカレーパンを見てしまうともうダメだ。 自然とトレーに乗せている。 家に帰り、何よりもまずそのカレーパンにかぶりつく。 外はカリっ、中はふわっとしたパン生地に辛口のキーマカレーがベストマッチ。 口いっぱいに広がったスパイシーな香りをコーヒーで流す。 至高の朝ごはんと言っても過

      『多様性』という言葉の気持ち悪さ