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【映画】ひたすら尊い『名探偵ピカチュウ』【2回観た】

 もう1回くらい観に行くかもしれませんがとりあえず2回観ました、『名探偵ピカチュウ』。記事書いてたらまた観たくなってきて困る。それくらいには尊い映画です。

・そもそもゲームだったよねあれ

 今回の映画もポケモンが実写化、しかもピカチュウがおっさん....という衝撃はあったと思うんですが、個人的にハードルが高かったのはゲームのほうの『名探偵ピカチュウ』でした。

 自分のなかのピカチュウ像みたいなものがことごとく壊されたというか、『名探偵ピカチュウ 〜新コンビ誕生〜』リリースのときは内心けっこうザワついた。結局プレイしたけどね。無料LINEスタンプの使用期限が切れたときには課金するから有料の出してくれって思ったくらいには、最終的にハマってたけどね。
 とはいえ、プレイしたのは『名探偵ピカチュウ 〜新コンビ誕生〜』だけ。完全版がリリースされたとき『名探偵ピカチュウ 〜新コンビ誕生〜』購入対象者向けの割引き期間内に買いそびれたので、『名探偵ピカチュウ』はやってません。今となっては3DS自体使わないし....。

 そんなわけで、↑この「名探偵ピカチュウ風に言うと」はゲームの話でしたとさ。映画は字幕版しか観てないんですが、「ピカッとひらめいた!」はゲームのネタなんすかね?という素朴な疑問が生まれたのでBlu-ray出たらそっこー買って吹き替え版で答え合わせしようと思います。

・未だ嘗てこんなに尊い映画があっただろうか

 はい。映画の話。

 先ほど述べたゲームへの心理的抵抗ほどでないにせよ、最初に予告編を見たときは、いっちょまえにキャラクターデザインにおったまげてました。んでもまあポケモンだし観るか....みたいなノリで観に行ったら本編開始5分くらいで泣きそうになって、10分後にはBlu-rayの購入を決意したという。そこらへんのすぐにコロっといっちゃう感じは、まさに↓このレベル(動画冒頭部分)。

ピカチュウ「手懐けようったってそう簡単に....うぉあ"あ"〜あ"気持ちいい....」

 なんだろう。ゲームもそうだけど、ポケモンの尊さの前には為す術もないというか、いやいやファンを舐めちゃいけないぜ....とか思っても蓋を開けてみたら舐めてたのはこっちという結果に落ち着く。
 幼い頃サンタさんへの(最初で最後の)手紙に、本物のポケモンがほしいとか書いたなと思い出したりして、映画の世界観がまさに自分が夢見たことなんだ....と目頭が熱くなってしまったわけです(弱い)。

・キャスティングが神

 名詞の形容詞的用法とでも呼べばいいのかなんなのかわからないまでも書き言葉で「神」とか言うのは極力避けたいと思いつつ避けられませんでした。その「神」という表現でなにが言いたいかというと、いろんな意味でピカチュウ=ライアン・レイノルズさんがよかった。というか、ピカチュウがライアン・レイノルズだから観に行った、みたいなところさえある。(それにしても、気を抜くと海外の方を呼び捨てにしてしまうのはなぜだろう。)

 『デッドプール』が好きだからってのももちろんあるし、あーここはアドリブなんかな?とか思いながら観るのが楽しいってのもあるんですが、あのおっさんピカチュウとマッチしてる感が半端ないというか、キャスティングすげーとなったわけです。
 映画は極力字幕で観たい派なので吹き替えのほうはわからないんですが、とりま竹内涼真さんの使い方は天才的でした。ジャスティス・スミスさんもよき〜って思ったら『ジュラシック・ワールド 炎の王国』に出てた俳優さんか!
 普段から『ジュラシック・パーク』シリーズを観てるわけではないんですが、『ジュラシック・ワールド 炎の王国』だけはクリス・プラットさんなので観に行きました。わかりやすすぎる....。言わずもがな、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』が好きだから。このシリーズはマーベルで一番好きかもしれん。あれ何の話だっけ?ポケモンか、ポケモンだ。

・答え合わせしたいネタが多すぎる件

 そのようなわけでですね、ってどのようなわけだよって話ではあると思うんですが、Blu-ray買ったら吹き替え版も観て答え合わせがしたい箇所がけっこうあったりします。吹き替えではなんて言ってるんだろう、的な。
 個人的に一番気になるのが『Pokémon Theme』!どことは言わないけど、ピカチュウが歌ってたやつ。大坂なおみさんもインタビューで引用したと話題になったりもしたあの曲。Pokémon, gotta catch 'em all〜♪ フランス語版のアニメでも『Pokémon Theme』と同じメロディで翻訳版みたいになってるんだけど、日本語版では『めざせポケモンマスター』(「たとえ 火の中 水の中 草の中 森の中」なあの曲)なので、吹き替えでどうなってるのかを我が目で確認したい(十中八九『目指せポケモンマスター』だろうとは思ってるけど、ピカチュウの口の動きもあるし、念のため....)。
 てか完全に余談で、今思えば、だけど、「あのコのスカートの中 (キャ~)」やら「あのコのスカートの中 (しつこ~い!)」は本当にまずかっただろうと思うというか、近年の欧米での流れみたいなものを見てると『Pokémon Theme』にした人天才だなって思いますね。まあおそらくもっと単純なことで、音節が多く歌詞に合うよう音が多い日本語の曲に英詞をつけるのが大変、みたいな理由なんだろうけど(と推測)。なお、音符の数の違い等に関しては↓この動画参照でおにゃしゃす。

・周辺情報も要チェック

 とっくの昔に話題になったことではあるけど、1時間42分53秒ある「POKÉMON Detective Pikachu: Full Picture」なる動画はわりと必見。違法アップロード対策的な意味でも神がかってる気がします。いえい。

 ところで、基本的にプロモーションにおけるきめ細やかさみたいなものは日本向けでのほうが感じるんですが、英語版は英語版で謎に違った雰囲気で、それはそれで面白かったり。

 公式サイト↑で「DETAILS FOUND」というゲームみたいなのがあって、画面上のポケモンを探してクリックしていく遊びができる仕様になってます。これが案外手こずるので暇な人はやってみてほしい!

 最初ノートPCから遊んで、いま確認のためにiPhoneでもやってみたけど、もしかしたらスマホのほうが操作しやすいかもしれないっす。

・唐突に話題が変わりがち

 今回これ書いてて思ったのは、kemioさんがよく「チャンネル登録してくれたら好きがこぼれるよ」って言うけど、って思ったら今日(厳密には昨日ってやつに)アップされた動画の概要欄にもあったわってなったからいちおう貼っとくけど、好きがこぼれるってどういう感覚なんだろうってずっと疑問だったんですが、こういうことなのかもね。

 『名探偵ピカチュウ』ひいてはポケモン、いやポケモンひいては『名探偵ピカチュウ』?どっちでもいいけどとにかく好きがこぼれすぎて壁に頭を打ち付けたい(やばいやつ)。

 あとはBlu-rayでリピートすればいいと思ってたけど、記事書くために予告編見直したりしてたらまた観に行きたくなってしまった....。気合いで行くかなぁ。行けるかわからんけど。とにかく観たい。何度でも観たい。そんな映画でした。世界中が感電!それな。まじで一生それな祭り。

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