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【YouTube版】川村真倫子先生 ~ 美しい日本語をブラジルの子供たちに伝えて60年

人物探訪 南アメリカ 言語

「この日本語に触れ、慣れていくうちに、非日系の子どもたちまでが、少しずつ内面から変化していくのです」


■1.「私は日本語の深さと美しさに気付き初めるようになりました」

 平成30(2018)年4月10日、東京の国立劇場で開かれた「天皇陛下御即位三十年奉祝感謝の集い」で、安倍首相、北野武氏、京大・山中伸弥教授に交じって、ブラジルからやってきた日系5世の高校生・宮崎真優さんが、来場者1800人を前にスピーチをした。原稿も持たず完璧な日本語で、真優さんは両陛下にお会いした時の感激を語った。[1]

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皇后陛下は私に「日本語は大変ですか?ポルトガル語もがんばっているんですね。うれしく思います。日本語は漢字も言葉も難しいですけれど、がんばって下さい。」とおっしゃいました。次に天皇陛下が「夢が叶うよう応援しています。お医者さんになるんでしょう。」とおっしゃいました。・・・
日本語ってとっても難しいですね。きびしい先生のお叱りを受け、「日本語はいやだ。」と思うこともありました。でも両親は日本語を絶対に止めさせてくれませんでした。そして、最近、私は日本語の深さと美しさに気付き初めるようになりました。[2]
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 真優さんはブラジルの公学校「大志万(おおしまん)学院」で日本語を学んだ。「日本語の深さと美しさ」を教えてくれた「きびしい先生」とは、創立者・川村真倫子先生のことだろうか? 


【続きは本編でご覧ください】


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