子宮内膜症と言う病気

生理が重い。
生理の話は日本ではなぜかタブーとされているような気がする。そして、女はなんでも生理のせいにするとか思ってる男の人もいれば、自分が軽いからって生理が重い女のことを大袈裟だと言う女もいる。世の中生きにくすぎる。

これを見ている女性に対してただ一つ私からのメッセージは、生理が重たいことを普通とおもわずとりあえず病院に行ってほしい、という一点に尽きる。重い生理には、いいわけでも大袈裟でもない、ちゃんとした病気が隠れていることもあるのだ。

わたしは昔から生理が重かった。とにかくお腹も腰も痛すぎて、常に外からお腹や腰らへんを殴っていた。内側からのどうしようもない痛みを予測できる外側からの痛みで紛らわせようとしていたのだが側から見たらただの狂ったやつだったと言う自覚はある。ギリギリ生活を保つために4時間間隔でパッケージに書いてるより多い量の痛み止めを飲んでいたけど、それもほんの少ししかきいていなかった。生理中はご飯も食べられなくなるし、お腹もめちゃめちゃに壊す。そんな状況を何年も続けた。親は、自分も重いけど病気じゃなかったし、とか言って病院には連れて行ってくれなかった。お金もかかるからだと思う。
大学に入って、一回でも伝染病以外の理由で休むとF(落単)になる実験授業を取るにあたって、わたしは婦人科を受診することにした。もちろん自分のお金で。生理が被ったら落単して留年するなんて最悪だもんね。それにしても生理は病気じゃないからの論理で休んだらサボりと同じ扱いになって落胆したり試験の点数MAX80点にされたりする(うちの高校のルール)のどうにかならんの?とはいまだに思う。
病院では子宮内膜症の可能性が高いとの診断。生理の時に腫れて出血する子宮内膜のようなものが子宮の外、多くは、大腸とかいわゆる子宮周辺のおなかや腰らへんにできるらしい。そこで、まずはヤーズ というピルでの治療を試みた。1ヶ月に一回生理が来るように偽薬と薬を交互に飲むタイプ。これは半年続けても全然マシにならず、結果的に痛み止めも飲み続けないといけなくなったので薬の数を増やしただけだった。さらに、ヤーズ などのピルには血栓ができやすくなる副作用があるのだが、見事にそれで頭痛がとってもひどくなり、禁忌となってしまいこの薬はやめた。
そこで新しく始めたのが、飲んでる間ずっと生理を止めるジエノゲストと呼ばれるピル。この薬は、幸いわたしの体にはあっていたようで、最初の1ヶ月は不正出血といって生理でもないタイミングで生理みたいな出血があったけど(これもこれでめちゃめちゃ困った)、安定してからは、だいぶ快適だった。だけどもちろん副作用はある。ホルモンをいじるタイプの薬なので気分が落ち込むことも多くなった。ヤーズ と比べるとマシらしいけど、血に与える影響はもちろんある。生理ずっと止めるなんて不自然だし危ないのではと思うかもしれないけど、生理を止めること自体はあまり問題ないらしい(昔の人は多産だったから生理ない期間長くて当たり前)。だけどさすがに4年くらいこの薬を飲み続けて、一回生理がそもそもちゃんと再開するかとか、ホルモンバランスを見る血液検査とかするためにこの間この薬を一旦やめた。まず、やめてから1週間で吐き気がすごくなり、食欲も無くなりご飯がほぼ全く食べられない1週間が訪れた。1ヶ月後生理は無事再開して、薬の前よりは量も痛みもマシだったけどその後2回目、3回目の生理ときた時回数を重ねるごとに出血は増え3回目にはもうあの耐え難い痛みで研究室で完全にうずくまってしまった。それに加えて生理前3-4日くらいからどうしようもなくめちゃめちゃな精神状態になってなくようになってしまった。先生に再度相談して薬を再開、今は不正出血と貧血と戦いながらなんとかやっている。
もし同じ薬を飲んでいたり飲み初めを検討していて大丈夫かなぁと思う人がいたらぜひ参考にしてほしいなと思ってなるべく細かく書いてみたので長くなったけど、とにかく生理は本当に大変だしその大変さはその人にしかわからない。だからなるべくその人に寄り添って理解するように努めてほしいし、そのためにはこちら側もタブーを破って発信することが大切だと思ったのでこんな記事を書いてみました。誰かの助けになれますように。


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