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臨床実習で感じたこと

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臨床実習を通じて、ジョンが感じたこと、学んだことのアウトプットが詰まっています。 これから実習に向かう人へ。
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記事一覧

【インド探訪記🇮🇳①】動き回る野良犬は餓死しない

動き回る野良犬と、じっとその場にいる野良犬。先に餓死するのはどちらだろう。 と、考えたこ…

面白くないこととの向き合い方【前提を変える】

私たちは、身の回りの世界、自分の目で見ている世界の事を、特定の価値観に沿って見ています。…

「何も出来ない人間には価値がない」との向き合い方 【終末期の訪問診療と私】

このタイミングで再び「ヤツ」がやってきたのは、凄く意味のあることだなぁ、と感じている。 …

自分軸がズレる事を歓迎せよ。

凄い人と会った時、自分の軸がブレる事がある。 「凄い人」というのは、「目標が定まっている…

言葉遣いが荒い人と接した時、どう対応するべきか?【人間関係】

悪態をついてくる人と出会った時、どの様に感じるか? 将来自分が医師として働く時、まるでこ…

クリクラで居残りはしちゃいけない?

みんなのことを思うと、クリクラで居残りで実習をすることは、ちょっと反則かもしれないなと思…

自分の人生はさておき、他者の人生に全力になれる貴方へ【就活】

人は2種類の事を考えて過ごしている。 1つが「自分のこと」 そしてもう1つが「自分以外のこと」つまり、「他者のこと」 です。 そして基本的に、他者のことばかり考えて過ごしていることでしょう。 自分が生きていく上ではさほど関係ない、他者のこと。 YouTuberがどうしたとか、芸人が結婚したとか、基本的にこのへん全部「他人のこと」です。 それに対して一喜一憂している「自分」が居るのです。 自分のキャリアとか、自分の人生とか、そういう事を考えるのはすごく難しい。考

大学病院と僻地医療、学習の動機づけはどの様に異なるのか考える【自己決定理論】

こんにちは、じょんです。 今日、臨床実習先の先生と「学習のモチベーション」の話をしました…

タイピング速度が遅い人でも出来る外来の回し方【臨床実習】

「いやぁ、僕はタイピングが遅いから」 そう言って次の週の外来患者を確認し、事前にカルテを…

手術現場では術者が醸し出す空気にノるのが大事【臨床実習】

清潔でオペに入る時、言葉尻1つにめちゃめちゃ気を使う。 例えば血管吻合や小児の手術をする…

【臨床実習】新しい科のローテが始まる日に意識したい「環境のノリ」について【勉強の…

今日は月曜日!新しい科を周り始める人も多いのではないでしょうか? 新しい環境に入る時に意…

患者に病院を選ぶ場所に行けば「なんでも治せるお医者さん」になれる【総合診療医のな…

「なんでも治せるお医者さん」って、なんだろうか。どうやってなるんだろうか。 「19番目のカ…

”臨床参加型実習” の本質は内視鏡手技に難重する指導医を見学する時の、複雑な雰囲…

臨床実習というやつは、その科の先生がどんな仕事をしているのか、ということを知る良い場所な…

目標なしに学習することは、受動的にYouTubeを見ることと同じである

再受験の後輩と話す機会が。 「先輩は最終的にどうなりたいんですか??」 凄く刺さる。 今の自分は、今知りたいと思うことをひたすら追求しているだけ。 それが医学の勉強で、今の自分は医学生の立場だからそれっぽく見える。 例えば将来 「集中管理が出来る麻酔科医になりたい」 というビジョンがあるならば輸液選択の学習は「麻酔科医になりたい、という目標に向かった行為」になるので、それっぽさが出る。 では、将来が何も決まっていない状態だったら? それは、言ってみれば「おす