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「〇〇大辞典」系の本の使い方、目的意識を持って本を読もう

年末、実家に帰ったタイミングで珍しく妹から相談。

図書館から「エクセル大辞典」という本を借りてきたものの、使い方がわからないらしい。
「プログラミングについて勉強しよう」と意気込み、1つ1つの機能を勉強し始める人と似ているなと感じた。

エクセルにしろ、プログラミングにしろ、動画編集にしろ、勉強方法は大きく変わらないと思っている。
例えば「ネット上に落ちている単語リストをAnkiに入れたい」と思ったならば、テキストでコピーした内容をうまく修飾して、CSVファイルを整形する必要がある。
そうなった場合、例えば
「”改行”を挿入するにはどうしたら良いんだろう」
と考えるかもしれない。
「そもそもCSVファイルの整形に改行が必要」という認識そのものを知る必要があるかもしれない。
となればそのタイミングで、「Anki 単語リスト」「Anki CSV」「Anki 一括作成」「エクセル 改行 挿入」「置換 改行」というキーワードでググり、あれこれと試す。




「エクセルの使い方まとめ」を1から読んでも、いまいち実用的な使用例に落とし込むことが出来ず、モヤッと勉強を終えることになる。

では、そのような「〇〇使い方辞典」には存在価値がないのだろうか?

そうは思わない。そんな辞書的な本を使うメリットとはなんだろうか。

例えば「そもそもエクセルでどんなことが出来るのか全く知らない」という人は、サラッと目を通すことで、「あぁ、エクセルってこんなことが出来るんだな」という知識を得る。
それをもとに、何か実際に使えそうなことを考えるのだ。

自分が本を読んで「上手く使いこなせない」と思った時。

そんなときは、自分が「どういう目的で」その本を読もうと思ったのか?という目的意識を持ってみては如何だろうか。

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