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【Moleskine】モレスキンの無地を使い続ける理由

ゴッホも、ピカソも、ヘミングウェイも、みんなモレスキンの手帳を愛用していました。これは事実です。だからといって、それらの逸話=自分が使う理由になど、もちろんなり得ないのだけれども、得体の知れない会社のロゴが入ったメモ帳を使うぐらいなら、チラシをカッターで切りつけ、裏地をクリップで束ねたものを使うぐらいの、太々しい反骨精神をいつまでも持ちあわせていたいと、心から思っています。

閑話休題。

お金がろくにない大学生の頃から、メモ帳と靴だけは良いものを揃えてきました。靴についてはまたいずれ別の機会にじっくりと話しますが、どこへでも共に赴き、常に肌身離さずといった点で、この2つは共通の物体です。

しかしながら...

どこへでも共に赴き、必要に応じて開き、情報を書き込む。

メモ帳とは、どこまでいってもその程度の役割しか果たさないもの。しかし、常に手に触れ、どこにいくにしても自分の肌身から離れることはないもの。それにお金をかけるという行為は、決しておろかなことではありません。

私は決して仕事は“デキる”人ではありません。そのため、今でも新人時代の教えにのっとり、大抵の場において、紙媒体へのメモを欠かしません。そのためタフで、使い勝手が良く、持ち運ぶ気を保ってくれる、紙の手帳が必要なのです。

もちろんEvernote、ボイスレコーダーなど、便利な小道具を並行使用することはあれども、「メモをする」という基本は変わりません。多分これから10年経っても、20年経っても。

ごく稀に、これまでのメモ帳を引っ張り出し、書いてあることをみて...頭を抱えることもあります。下らない仕事関連の情報から、自主的に書き込んだ鬼十則まで。大抵はくだらないことの走り書き、それがメモ帳です。

言い忘れましたが...モレスキンはポケットサイズの無地に限ります。このサイズしか、私の仕事着のズボン(ジーンズ)の尻ポケットには入らないのです。

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