見出し画像

クサビはなるべく早く打つ

どうも、小倉丈一郎です!

新潟で林業家として独立するために
奈良の森庄銘木産業で林業を学んでいます。

森庄オンラインショップ↓
林業家が選ぶオンラインセレクトショップ
MORITO


【クサビとは】

クサビとは硬い素材で作られたV字や三角形の
矢の形をした道具です。

一端を厚く、もう一端を細くなるように
作られています。

林業では伐倒作業で主に使用します。


【クサビはなるべく早く打つ】

伐倒作業でクサビを使用するのは
追い口(木を倒す方向の反対側からいれる
水平の切込み)を入れて木を倒す
最終段階の時です。

クサビを打ち込むことによって
その厚み分木が斜めに傾き、
倒れるのを補助する役目があります。

ここで危険なのが重心が後ろに
偏っている場合の伐倒作業での
クサビの打ち遅れです。

先程の追い口が閉じてしまうと
クサビを入れる隙間が無くなります。

また、重心の偏りによっては
木がそのまま後ろに倒れてきたり
コントロールを失ったりします。

できる限りどんな傾きの木でも
クサビを早めに打つ習慣を
つけたほうがいいと思います。

安全と正確な伐倒作業は
セットで考えます。

山からは以上でーす!
またあした!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?