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「レンタルなんもしない人」ドラマ化決定!

レンタルなんもしない人とは?

以前、『「レンタルなんもしない人」をウラヨミ』というコラムを配信しました。

その「レンタルなんもしない人」が、4月からテレ東にて、NEWSのまっすーこと増田貴久さんが主演を努めます。

まだ正式なHPはできていないようですが、書式化、漫画家に続き、ついにドラマ化となりました!

以前取り上げたのは昨年の7月でしたが、その後「道楽舎」を立ち上げた今、より鮮明に見えてきたものがあります。それは、その後に配信しているコラムに込めていますが、価値というものは、色んなものに宿っています。


ホームレス小谷さんという人

レンタルなんもしない人についての魅力は、以前のコラムに書きましたが、ほとんど何もしないからこそ「価値」があると言えます。
そんなレンタルなんもしない人に似ているのが、「ホームレス小谷さん」です。

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ご存知の方も多いと思いますが、元芸人で、キンコン西野さんの

「ホームレスになって、自分の生活を配信して見たら?」

という一言からホームレスになり、1日を50円で販売してホームレス生活をしているそうです。

しかし、1日の儲けは50円です。それでどうやって生活していくのでしょうか?

小谷さんは、50円以上の報酬はもらわないそうです。どんなことをしてもらっても、50円だそうです。その代わり、ご飯を奢ってもらったり、部屋に泊めてもらったりはするそうです(笑)。さらに言えば、小谷さんはお寿司が大好きだそうで、小谷さんの夢は「世界の70億人に寿司を奢ってもらう」だろうです。

中々凄いですよね。ホームレスをしていなければ、思いも描くこともない夢かもしれません(笑)

ホームレス小谷さんの凄いところは、お金がなくても生きていられるところです。キンコン西野さんも、彼はお金はないけどお金に困っていないと言っています。そして、お金を稼いではいないけど、「信用」を稼いでいるんだそうです。

だから、お金がなくても、信用を換金することで生活していける。

それを言うのは易しですが、実際にやっている小谷さんは、本当に凄いとしか言えません。まさに、地で「道楽」を生きている人だと言えます。


これぞ「道楽」

私も、「道楽家」と名乗っていますが、小谷さんやレンタルなんもしない人に比べたら、まだまだ未熟です。まぁ、「道楽家」と言っても、その在り方は人の数だけあると思いますが、その中においても、大したことをしないのに「価値」を生み出すということは、ものすごい事だと思います。

果たして、本人がどれだけこうなることを予想していたでしょうか?

きっと、目の前のことに集中して、道中を楽しんだ結果が、今に至ったんだと思います。そして、今も後の「今」に繋がる道中だと思います。

きっと、お二方とも、始めた時は大した価値を生み出してはいなかったんだろうし、周りも価値を感じていなかったり、むしろ止めた人もいたんだろうと思います。ご本人も、価値を生み出そうとしていたわけでもないんじゃないかと思います。ただ、誰に理解されなくても、自分が面白いと思ったこと、自分にしかできないと思ったことを続けて行くことが価値になり、それが道になるんだと思います。

アントニオ猪木も、引退の場において、「この道を征けば、どうなるものか」と、一休和尚の「道」を朗読しました。道中を楽しむということは、その一歩一歩の歩みが「道」であるということです。

今と向き合って生きることが、「道」になる。
その道の形が、「物語」と言うのでしょう。

レンタルなんもしない人やホームレス小谷さんという、誰にも真似できないような、「世界に一つだけの道」と言えるような、誰にも真似できない、自分だけの物語を生きていきたいですね!

というわけで(笑)、ドラマ「レンタルなんもしない人」を楽しみに待ちたいですね!

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