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復職について

今日は隣駅のカフェに来ています。分厚くて広い木のテーブルが店内奥に鎮座し、そこには4人並びで対面で8人がわりとゆったりと座れる席です。その一つを確保し、ホットコーヒーLサイズを注文しました。もうアイスコーヒーを頼みたくなる陽気ですが、ここのコーヒーは冷めてもわりと味が損なわないので好きです。

さて、昨日は復職についての総務とのZoom面談がありました。その中身を書きたいと思います。

まず、復職に至るには、産業医とのZoom面談が必要ということになりました。

産業医?! いたの?

僕はこれまで知らなかったのですが、会社の工場で契約している産業医がいるらしく、その方が面談を行うようです。といってもあくまで形式的に捉えていて、そこでストップがかかることはなく、翌日から出社可能という判断にはなりそうです。

本社で僕のように適応障害という精神疾患を理由に休職するパターンが今までなかったので、こうした形の復職の仕方は一つの前例となりそうです。そういう意味では、僕が休職という決断をし、実際に数ヶ月休職し、そして回復を待って会社に復帰するという道は、これからの後輩たちやもしくは先輩たちに対しても何か足跡を残せたような気がします。

事前に、産業医からの復職のためのチェックシートが送られてきたので、すぐに記入し、提出しました。内容がきちんとしているように見えたので、何となくこれから本当に復職するんだなあという実感のようなものが湧いてきました。

そして、復職する部署ですが、休職する前にいた営業部署ではなく、何と営業部署に異動する前にいた管理部署となりました。前々回noteに書いたN君がいる部署です。客先と直接やりとりする営業では負担が大きいと判断したようです。

上司になる人は、かつて営業時代に短い期間ですが上司だったこともある人で、管理部署時代でも隣の部署の先輩として相談に乗ってもらったりもしたので、僕と合わない人ではないので、おそらく上手くやっていけると思います。

異動した先での立場ですが、一般社員という立場となります。つまり平社員です。これは今までのような管理職では負担が大きいということと説明を受けました。

そのため、給与も相当減ることになります。ただし、猶予期間として1年間は特別手当という形で多少緩和してくれることになりました。1年後は分かりません。

営業部署から管理部署へ、管理職から一般社員へ、特別手当による年収大幅減緩和。これを並べてみると、僕のために会社としても相当配慮してくれたのだと感じます。

まあ、平たく言うと、戻っても使い物になるかどうか分からないから、とりあえず中に入れておいてしばらく様子みよう、給料もあまり減らしすぎるとまずいから経過措置とろう、といった感じでしょうか。

それでも僕はいいと思っています。転職して全く知らない人たちと新たに人間関係を築く負担や、キャリアを評価されて中途入社した以上即戦力として結果を求められるなどといったプレッシャーを感じながら働くよりは、自分にとって社会復帰するためのリハビリにはよっぽど良い条件ではないでしょうか。

そして、あまり頑張りすぎないようにしようと思います。言い方はあまり良くないかもしれませんが、もう適当に言われたことだけ淡々とこなして、定時上がりして、自分の時間を大切にしようと思います。

家庭があり家族を養う立場としては、どうしても収入面は課題です。そのうち副業を考えたりしないといけないかもしれません。でもまずは再スタートを切り、順調に復帰して安定した生活を維持することに集中しようと思います。

もう社畜には戻りません。自分を大事にします。


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