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プロデューサー気取り③

キャンプも折り返し地点となり
週刊少年ステップとポテチと障害年金をおろしに
行きつけのコンビニへ向かう。

すでにこのコンビニは成年向け雑誌を撤去して
おり、がらんと戸棚が空いている…
ATMで年金をおろし、会計を済ませ、
下半身が蜂起している事実を分析してみる。

最近、オナニーをしていない。

がらんとした戸棚に隠されたエロスを感じた。

女店員が笑顔でチョコをサービスしてくれた。

スマホを出し、電話をする。
「はいトロピカル、タイラが承ります」
「麗菜さん、予約したいのだけど」
「大変申し訳ありません。麗菜さんはご予約いっぱいでして…」
「昴さんは?」
「昴さんは21時でしたら空いております」
「ならそれで」
「お名前とお電話番号をお願いいたします」
「イナガワ…番号は…」

家に戻り骸骨のような母親を肩を掴み
殴る。
「な、なにぃ!」
「金」
「ああ、いくら」
「7万」
タンスから10万入った封筒を渡してきたので
全額もらう。

部屋に戻りポテチを食べながらステップを分析する。
掲載順に不服はないが、やはり華のないラインナップだ。王道から外れたマニア向けマンガばかりだ。
バトルマンガは40巻、ラブコメは20巻以内
これを守らず、キャラ人気でゴリ押し、ストーリーが脱線して読みにくいことこの上ない。

柚子胡椒味は爽やかな刺激を舌に与え、
脳が刺激される。
大体流し読み、着替え、一応髭を剃り、軽くうがいをして確認電話をかけ、家を出た。

バイクを飛ばし、川﨑堀之内へ向かうなか
ある思いが生じる。
顔にかけたい!
昴の写真は口元までで顔はわからない。
鼻筋にかけて、飲ませてやりたい。
髪を掴み、首を絞めながら犯したい。
楽しみだ。アクセルを踏みスピードをあげる。

続く

ホントにありがとうございます😭 さらによい作品を作り還元していきたいと思います♪