文園そら

甘いもの好きなどこにでもいる人/小説書いてます♪/全年齢対象/アイコンは蝦夷雪ひつじさ…

文園そら

甘いもの好きなどこにでもいる人/小説書いてます♪/全年齢対象/アイコンは蝦夷雪ひつじさんより/本は血 北斗の拳は理想 ポケモンは癒やし/龍谷大学冊子「柴のいほり」に短編「ワームホールの証明」「情熱的な無気力的な」「奔放的な計画な」掲載/公募民/メギド72/クウガ

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【午前中は】あまりにも個人的大阪文学フリマ総括【ぶっちゃけ酒抜けてなかった】

 本稿は、大阪文学フリーマケット2023年の個人的で主観的な総括である。僕が僕のためにする総括であり、残念ながら誰かにとって具体的に役立つとは考えられない。「なんだよ、出店してみたいから調べたのに、参考にならねーのかよ!」というそこのあなたちょっと待って。  文学フリマについては、参考になるネット記事やその他の情報がたくさん転がっている。例えば「同人誌即売会 持ち物」「文学フリマ 準備」などで調べると、いろんなサイトが出てくる。また、会場の様子や設営のデザインなどは、Twit

    • 【予選全勝】前のめりタケルライコのススメ【全文無料】

       本記事では、今ポケカで話題の、ドラゴンタイプ、弱点なし高耐久のポケモン、ドラパルトex……ではなく、タケルライコexデッキについて紹介していく。この度、ごとう名義でシティリーグベスト8まで食い込めたので、備忘録的に記していこうと思う。全文無料なのでどうぞ。ぽっと出の田舎プレイヤーが有料記事書いたって仕方ねえだろ!? まあ、ワイルドサイバー環境のとき、僕のサーチ力が足りないのかタケルライコexの記事があんまりなくて困ったので、タケルライコユーザーの一助になれば嬉しい。このまま

      • 【コラム】私って何やってるんだろうモードを躱わす【抱負】

         今年の目標を今更ながら決めた。ここに宣言する。今年は「私って何やってるんだろうモードを封殺する」ことにする。  私って何やってるんだろうモードとは、当然僕の馬鹿げた造語なわけだが、みなさん、夜眠る前、一人でご飯を食べているとき、なんだかぼーっとしているとき、こう思うことはないだろうか。「私って、人生何やってんだろう」「これからどうやって生きていくのだろう」「いつまでこのままの状態(例えば、職場や人間関係など)なのだろう」って。僕はままある。考えていたって仕方がないのだが、考

        • アニマルズ 素晴らしき野生【短編】

           普通の小説だったら、雷がゴロゴロなる夜に、怪しい館の屋上でフクロウが鳴いている様子から物語は始まるのだろうが、その夜おれは洗濯物を干していた。この日は、朝は大雨だったし、日中は仕事に行っているからだ。夜中になってやっと晴れたので、洗濯物を干してから寝ようかなと考えていたまでだ。  そこで、遠くに鳥が飛んでいるのが見えた。かなり大きい鳥だ。ワシかタカか、猛禽類らしい。翼は2メートル以上あるように見え、それがこっちに向かってぐんぐん飛んでくる。おれは気にせず、シャツだとかパンツ

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          【短編】ダーティーワーク 汚れ仕事

           今から自殺者の部屋を掃除しにいく。隣の部屋に住んでいる女性が、今頃死んでいる。おれはマスクを着けて、ゴム手袋を装着し、上下捨てても良いジャージを身につけている。遺体処理に関して素人だから、こんなのが衛生管理になるのか、それとも気休め程度のものなのかは分からないが、ないよりはマシだろう。  首を吊って死ぬのが、最近の彼女(隣に住んでいる女性のことだ)の趣味だ。首を吊って死ぬと、糞尿が垂れるし、体のいろんな穴、例えば鼻や口から液体がドロドロ出てくるので、そういったものから菌を貰

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          【漫画】ちいかわの好きなバトル語ろうや

          ※本稿では、『ちいかわ』Twitter最新話のネタバレを含みます。  ネット漫画、ネット漫画家という言葉が世に出てからはや数年以上、ネット漫画界のトップに上り詰めた名作『ちいかわ』。完結済長編のセイレーン編(仮称)では、ネームドキャラのほとんどが大集結し、怒涛の伏線回収と先の読めないバトル、突然加入したクソ強味方キャラ「しまじろう(島二郎)」、劇中初の「なんとかなれ」無効という激アツの展開に、空前の盛り上がりを見せた。Twitter連載でありながら、誰がどこからでも読めるメ

          【漫画】ちいかわの好きなバトル語ろうや

          【映画】『哀れなるものたち』感想【紹介】

           今年これ以上の映画ってないんじゃねーの?(n回目)  今回は、映画『哀れなるものたち(原題『POOR THINGS』)』の感想を記していく。いつもの僕のnoteと違い、下書きも目次もなく綴らせていただくが、感想の新鮮さを重視したいためお許しいただきたい。他のコラムや批評を見てからでは、自分の言葉ではなくなってしまいそうだし、主人公ベラのように、真新しい脳みそで言語化したいのだ。新鮮な感想は新鮮な野菜と同じくらい大事だし、新鮮な死体は貴重だって劇中でゴッドウィン博士も言ってた

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          2023年心に残った言葉集

           みなさま、今年もお世話になりました。以下、完全に自分用の記事でございますが、誰かと共感できたり、あなたと新たな作品との出会いのきっかけになったりしたらいいなと思います。 ・「芸術家というものは弱い、てんでなっちゃいない大きな低脳児ね。」『女の決闘』太宰治  アマチュア物書きにはオーバーキルすぎたセリフ。太宰先生もこういった葛藤や焦りはあったのだろうか。 ・「芸術家はもともと弱い者の味方だった筈なんだ」『畜犬談』太宰治  他の短編にも、似たようなセリフが出てくる。芸術家は

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          【さんを付けろよ】映画『AKIRA』とかいうロマンの塊【デコ助野郎】

          ※本稿はアニメ映画『AKIRA』のコラムです。漫画版AKIRAのコラムではありません。 画像は全て『AKIRA』大友克洋より 僕「AKIRAのコラム書きたい!」 ?「ピーキーすぎて、お前には無理だよ」  2019年、オリンピックを翌年に控えたネオ東京は、反政府勢力の暴動が激化し、不良少年も溢れ、混沌の街であった……1988年公開の名作映画、AKIRAの基本設定である。  もともと世界的に有名であった本作。国内で評価が高かったのはもちろん、特に海外では、頭身のリアルなキャラ

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          【凄いだろ】Mr.インクレディブルとかいうアニメ映画界屈指の名作【ゼロポイントエネルギーだ】

          「凄いだろ。Mr.インクレディブルのコラムだ」  このセリフ、ニッチすぎるのかあまり分かってもらえない。残暑ってレベルの暑さではない本日、アニメ映画界屈指の名作、「Mr.インクレディブル(2004年公開)」について語っていこうと思う。評論家にも絶賛され、数々の賞を受賞した本作、いまさら僕が語る必要があるのか? 映画は見ないが僕の小説は読むという変わり者もいるので、まあ良いだろう(思い出語りしたいだけ)。なんといっても本作は音楽が良すぎる。テーマ曲は誇張抜きに映画音楽のお手本と

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          【Twitter】突然縁が切れるのも、乙なもの【やめますか?】

           例年、「Twitter辞める」と言っては辞めない人を見かけるが、彼らが辞めるはずはない。なぜなら、本気でやめるつもりなら、そんなツイートをする前にTwitterをアンインストールするからである。実際、僕のフォロー欄から突然消えた人、お別れツイートを最後に浮上していない人は何人もいる。寂しいね(うさぎ並の孤独耐性)。ところが今年、「Twitter終了」「Twitter終わり」という言葉はこれまでで最も使われ、Twitterの存続そのものが心配されている。ユーザーが離れるのが先

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          【コラム】イタリア映画「彫刻家(原題 La Scultura)」があまりにも刺さりすぎたので

          【コラム】イタリア映画「彫刻家(原題 La Scultura)」があまりにも刺さりすぎたので  新型コロナで自粛ムードの中、お酒を飲む機会が減り健康的な生活を送っている僕だが、皆さんはいかがお過ごしか。  ところでネカフェやラブホで映画一覧を見ていると、どこから拾ってきたか分からないB級映画や、ほぼほぼビッグタイトルのパクリと思われる映画が見られるが、この手の作品を日本へ輸入している謎勢力が存在するのではないかと考えている。  イタリア映画「彫刻家」は、そんなネット世界

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          いつまで公募に出すのか

          本稿では、などといつも通り小論文気取りで書き出したいが、自身のこころと頭の整頓のために書き散らそうと考えている。あるいは、同じ公募活動をしている人や、文字を書いている人、文字を読む人、文学と関わる人が少しでもこころ安らぐように。念のため記すが、暗い内容にはならないはずだ。 単刀直入に、「飽きるか辞めざるを得ない状況になるまで」だと思う。何周も考えたが、ここに帰結する。飽きるとは文字通り。辞めざるを得ない状況というのは、あまり想像はつかないが、生活に困窮して公募作を書いている

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