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大学の校歌って歌えますか?

大学の校歌は小中高のそれほど馴染み深いものではない気がする。
入学式や卒業式で聞くくらいで、その後は運動部にでも入らない限り歌う機会もない。

でも校歌って昭和・平成・令和と時を超えて、その学校の学生なら誰でもしっている歌って考えたらすごいなー、ロマンがあるなーって、ある時ふと思った。校歌を通じて、何十年も前の先輩たちとつながってるってすごい。

4年生が間もなく卒業を迎える。新型コロナ感染拡大に伴う一斉休校の真っただ中に入学した学生たちだ。卒業式や入学式の式典は中止となり、課外活動にも制限が課され、校歌を聞いたり歌ったりする機会もほとんどなかったただろう。そんな彼らは、卒業式で演奏されるかもしれない校歌を、はじめて聞く音楽の様に感じるのかな。

先日、吹奏楽部の3年生が、コロナ禍の影響で、入学してから1度も校歌を演奏することなく引退コンサートを迎えたという話を聞いた。顧問の先生がとても残念がっていたが、その意味をよく分かってなさそうな学生たちの表情も印象的だった。

久留米大学の校歌は、医学部の卒業生で医師と詩人の二刀流で活躍した丸山豊(まるやまゆやか)さんが作詞を担当し、童謡の「ぞうさん」や「やぎさんゆうびん」などを作曲した團伊玖磨(だんいくま)さんが作曲をしている。

私は最後の「おーお、おーお」の部分が好き。
学生たちにも是非、卒業する前に聞いてほしいな。そして自分の校歌になるといいなと思っています。

みなさん、よい週末を(K.A)


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