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のぼりくだりの街

骨粗しょう症の数値がよくなっていた。

ジーン・ハックマンの
「クリムゾン・タイド」をじっくり鑑賞。
主役も脇役も出来るので外れのない役者さんのひとりです。「フレンチコネクション」の
ポパイ刑事が有名だけれども、、骨太な社会性のある映画も多かった(1970〜1980頃)
なかで妙に柔和な笑顔が印象的だったので
親近感とともに人間くささを感じていました。ストーリーを膨らませるのは役者さんの
力が大きいのでしょうが、役になりきる前に
人として成り立ってると感じる役者さんは
そんなに沢山はいないはずで、、ハックマンさんはデビューが遅かったのが幸いしていたのではないかとおもいます。勝手な想像ですが「若い時の苦労は買ってでも知ろ」という
経験を身につけていたはずです。
「クリムゾン・タイド」の主役は
デンゼル・ワシントンですが、ハックマンは艦長で部下を統率することと今まで培ったことが全てのワンマン艦長、デンゼルさんは
副艦長で理論的に答えを出したいタイプなので二人は反発しあうことに。部下たちもどっち派となって混乱状態になります。ラストは
結局主役が持って行くので、、艦長は自分の座を譲るという結末になっています。その後ろ姿は外で忠実に待っている愛犬のリードを
持って散歩させてるような感じです。そのワンも演技なのでしょうか??秀逸でした~
核をあつかった内容でロシアに対抗する
アメリカと日本という設定は、まさに今のことなので問題提起をしていた映画だったことが分かります。年月経っても教訓にはほど遠いのが残念でなりません…

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