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落語 喬太郎の古典の風に吹かれて 最終回

皆様こんばんは。むつつきです。
今日も読んでくださりありがとうございます!
私も落語スキ!と言う方。
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古典の風に吹かれて最終回!
お相手は師匠のさん喬師匠と。
これは対談は大人しい喬太郎師匠が見られるかなと思ったら、さん喬師匠の方が大人しくなかったですね。

開口一番は狸の札。最初狸の声を聞いた時は、この人この声でやり通すつもりかなとドキドキしてしまったのですが、流石にそんな事はなく。
良い感じの狸とオヤジさんのやりとりでした。

その次は喬太郎師匠の粗忽の使者。武士って感じの真面目でかちんこちんな感じをみるのが面白いですよね。こう言う話を聞いていると、喬太郎師匠は案外真面目なのでは?なんて思ったりもします。
そうじゃないエピソードはいっぱい聞いていますけどね。

さん喬師匠は私の大好きな笠碁でした! 偏屈なおじいさん2人のやりとりはものすごく可愛く、さん喬師匠のてへぇみたいな顔が本当に癒し系なんですよね。
思わずほっこり笑ってしまいます。
対談で芸は60がピークで後は下がっていくものだと言うお話をされておりましたが、笠碁は歳をとってからやる方が良い味が出る噺の様な気がします。
若い人がやるとね、なんと言うかほっこりする様な感じにならないと思うんですよね。

対談はあんまり書かないでねとのお話でしたので、さきほどちらっと書いたので割愛。

最後、古典の風の最終回の最終噺。
なにを持って来るのかなぁと思っていたら道灌。

そう来たか!

道灌と言えば、前座さんが最初に習う落語の代表格の噺。
喬太郎師匠の『落語こてんパン』を確認したら、喬太郎師匠も初めて教わった落語が道灌だったみたいですね。
落語らしいと言えば落語らしい。
為になるんだか、ならないんだか良く分からない。
がつんとウケる訳ではなく、何も残らない感じの噺。
と、言うと悪く言っている様ですが、個人的にはスキです。
喬太郎師匠も『落語こてんパン』の中で道灌でトリをとれる様になるのが夢だと語っています。
道灌を聞きながら、ふと過ったのはその前に行ったさん喬師匠との対談でした。
この道灌が答えで、喬太郎師匠も良い幹を作ろうとしているのでは?
と、そんな事を思いました。
地味で、落語らしい落語で。
なんにも残らない感じ。
生意気な事を言うと、喬太郎師匠の道灌は後もう少しで、でもそれがとてつもなく遠い。
そんな感じかなと、この回を見ながら思いました。
何かおみやげを持って帰りたいです。
喬太郎師匠!

また次もよろしくお願いします♪

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