昨今弱者男性といった言葉をよく聞きます。

弱者男性とは？

社会的地位が低い男性、恋愛市場においては、
女性に相手にされない男性を指す言葉として使われるケースが多いです。

私はあまりこのような言葉が好きではないのですが、
頭から否定するのではなく、この弱者男性について考えて理解してみようと思い当記事を作成いたしました。

モテナイ男性を揶揄する言葉について

いつの時代も、こういった言葉があったかと思います。
直近の10年・20年の間でも、時代によって様々な言葉がありました。

それぞれの年代によって、表し方は様々でしたが、総じて立場が弱い男性を表す蔑称のような言葉が存在しているのです。

人間の営みにおいて、強者と弱者が存在するのは遥か昔より存在しているといいます。
マンモスを狩っていた時代から確かに、存在した概念です。

群れから始まり、集団生活、社会生活へと進化していっても、
集団で行動すると優位な立場の人間が自然と生まれ、
逆に虐げられる立場の人間が一定数生まれてしまうのです。

致し方ないことではあるにせよ、言葉や情報が発達した現代では、
如実にその概念が周知のものとなってしまっているため、
結構な生々しさがあります。

弱者男性はどのような男性を指しているのか？

一般的な弱者男性のイメージとしては、モテナイ、不潔、コミュ障といった多くの要素をはらんでいます。

チー牛といった言葉も、それらの要素を総括して生み出されたものとなっており、弱い立場の男性を揶揄している言葉の一つです。

そのような現状にたいして、怒るものもいれば、あきらめる人、自分は違うと高をくくっているひとなど人によって捉え方は様々ですが、
皆一様に惨めな思いをどこかで抱いているのではないでしょうか。

私もイケメンやモテル男とおごっているわけではないため、
心のどこかで悲しさを感じているのかもしれません。

社会や学校などの集団生活における男性のヒエラルキー

こと集団生活においては、周りの人をランキング化している人も少なくないのではないでしょうか。
仕事や勉強ができる人・もてる人・スポーツができる人色んな情報をひっくるめて、その人は誰かよりも優れている、または劣っているといった考えを、人は無意識のうちにしているのかもしれません。

それがランキング化され、上位の人たちがいわゆる陽キャ・下位の人たちを陰キャと呼んでいるように感じます。

それは無意識下の元行われているため、口に出したりネットにランキング形式で表したりしませんが、それぞれの共通認識としてあるのです。
それぞれ共通する認識であったがために、【弱者男性】といった言葉は、
今まで言葉にはなかった概念が、言語化されたのではないのでしょうか。

言葉ではなく、人が持つ概念が先行にあったため、弱者男性という言葉が爆発的に広がったのではと思います。

弱者男性はどうすればいいのか？

では所謂【弱者男性】に当たる人々はどうすればいいのか？について、
今回は考えていこうと思います。

あなたは弱者男性ですなんて、教えてくれる人やWebサイトなんてありませんよね。
それに、誰しも自分が社会的立場が劣っている男性だと認めたくないものです。
私も自分が弱者男性だなんて考えたくもありません。

しかし、実際に決めるのは自分ではなく環境や社会が決めることが多いです。

私の考えとしては根本的な人格形成において、自分という人間は誰かに決めつけられるものではなく、自分が決めるものだと思っております。

しかし、恋愛が絡むとその考え方は少し変わってくるのではないのでしょうか。
恋愛は自分が相手を判断するとともに、異性も自分を判断しています。
その擦り合わせがうまくいった際に、恋愛が成就し晴れてカップルとして成り立つものです。

つまり、自分だけを押し付けてしまってはうまくいきません。
それが、もし社会的に弱者男性と呼ばれる方だとした場合、
いくら自分を相手に押し付けても、厳しいのではないのでしょうか。

自分の人格形成とは切り離して、恋愛市場における自分の人間性を変えていくべきなのかもしれません。
これは簡単にできることではなく、自分が【弱者男性】すなわち社会的な立場が劣っている男性だと認める必要があるため、並大抵の覚悟でないとできることではないでしょう。

しかし、現状を変えたいのならば苦汁を飲んでも、恥をかいたとしてもモテる為に努力したいのであれば、やるしかないと思います。

以降の内容は、【弱者男性】から脱却するためのマインドや行動原理について記載していきます。

恋愛市場における男性の振舞い方については、下記の記事でも解説しているため、こちらの記事も強くお勧めします。

ここからは、【弱者男性】脱却について解説します。

まずは自身を【弱者男性】として認識すること、難しいようであれば、
自分を弱者男性として置き換えて考えてみてください。