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3か月間の自分探しを経て気付いたこと

おはようございます。
よりみちです。
ここ最近関西は雨です。
少し前まで天気が良かったので、なんだかしょんぼりしてしまいますね。
今回は、僕が仕事を辞めてから3か月間無職になり、今になって大きく考えが変わりましたので投稿させていただきます。
よろしくお願いします。


3か月間の振り返り

僕は今年の1月半ばに、精神的不調を理由に退職をしました。
人生で初めての転職を行い、2社目に入社して僅か3か月後の出来事でした。
そして、退職してからここ数日で丸3か月が経過しました。
その間にしていたことをまとめてみます。

<1か月目>
1か月目はとにかく何もしないようにしてました。
気の向くままに過ごし、とりあえず心が整うまで、自分がしたいこと以外しないようにしていました。
次の就職へと焦る気持ちもありましたが、お医者さんからの助言もあって、とにかく考えないようにしていました。
退職から1週間ほど経過し、1月の下旬あたりで、僕はポジウィルさんの無料自己分析セミナーをふと思い立って受けることにしました。
これが今の僕の思考を作り出す全てのはじまりだったと思います。
セミナーで自分に思考のクセが存在し、そして僕だけじゃなくていろんな人も「べき思考」に囚われていることを知りました。
僕が漠然と抱えてきた生きづらさの原因がわかりました。ここから「僕ってどうしたらいいんだろう」から、「そもそも僕って何なんだろう」へと思考がシフトしていきます。
自分自身の取扱説明書を作るためにも、まずは自己理解から始めてみることにしました。

<2か月目>
そのころからGravityというSNSで同じようにニートになっていたり、精神不調でやむなく退職や休職をした人と繋がっていましたが、ある方と「自己理解が必要だよね」という話をしている中で、自己理解でビジネスをされている八木仁平さんの名前を教えてもらいました。そのあと八木仁平さんについて調べる中で、「世界一やさしい やりたいことの見つけ方」という本に出会います。僕のバイブルといってもいいものです。
「これをとりあえずしてみれば、自分が分かるんじゃないか。」
そこからすぐにその本を買いに、家を飛び出しました。
ここから、僕の自己理解ワークが始まりました。

<3か月目>
精神的にも余裕が出てきて、働くためにまず何から始めるかが明確になった僕は、少しずつ単発のアルバイトも初めて社会生活を取り戻していきました。
自己理解はかなり時間がかかり、正直大変でしたが、自分に向き合うことで色々な感情や考えに出会うことができ、とても充実しました。
このあたりから転職エージェントなどを利用し、就職活動も始めました。
そして、並行して自己理解の結果僕も八木仁平さんのように自己理解で人を幸せにしたいと思い、コーチングという働き方も考えるようになります。
さらにその後も色々考えて、ここ最近では就労支援サービスの相談員の面接も受けています。

3か月経って気付いたこと

これまで上記のような流れを経て、気付いたことがあります。
それは、「憧れるために憧れていた」ということです。
どういうことかというと、自分以外の何者かを求めて、それに憧れることが目的となっていたんです。
自己理解という概念に出会い、30年間付き合ってきた自分に向き合いました。
その途中で色々な働き方を知り、いつしか外に自分を求めるようになっていました。
自己理解でまず取り払わないといけない過去の生き方にこだわるという概念ですが、これは逆も然りだと思うのです。
つまり、未来の生き方にこだわってはいけない。過去の生き方を否定してはいけない。
僕は未来にこだわるあまり、いつしかこれまでの事務職での働き方は「間違っていた」と思うようになっていました。もっと別の働き方が自分にはあるはずだと。
でもそんなことはありません。間違いなんてないんです。
自分が歩んできた過去も、立派な自分の一つなんです。
未来に憧れるあまり、憧れることが目的となっていたんですね。

自分を変える必要はない

結局のところ、自分を変える必要はないんです。
自分が自然とできていたことを、ブラッシュアップすればいいだけで。
働き方や職種、環境を変えて自分が変わる、幸せになれると思うことは間違いです。
なぜならばそれは変わることが目的になっているから
これまでの過去を否定する必要はありません。
一周回って、自分がよく分かって、「やっぱりこれまでの働き方が向いてたんだ。」と思うことも立派な自己理解の完成形だと思います。
自己理解をしたからといって必ず違う仕事をする必要はないんです。
これまでの自分に納得がいけば、例え過去と同じ仕事でも働き方が変わると思います。
マインドも変わり、いつしか昔は持てなかった仕事での目標ができたりするかもしれません。
自己理解はあくまで自分を知るツール。「自己理解」という作業に憧れたり、自己理解で違う人生を歩み始めた人に憧れるために自己理解をするのではありません。
等身大の自分を見つけ出すためのものなのです。
最後にそう気づかされました。

・・・結局のところ、僕は今後1社目と同じ働き方をするつもりです。
当時は自分の外に憧れを求めすぎて、その時輝けている自分を否定し続けてきたんでしょうね。それは自分じゃないはずだ、もっと輝いているはずだ、と。その呪縛はほんの最近までも解けていなかったんです。怖い。
ただ就労支援の面接が結果待ちなので、それまでは確定ではありません。
並行してたまたまオファーを頂いた1社目と同じ職種の企業様の面接も今週に控えています。
そのどちらかで、とりあえず今回のキャリアブレイクは幕を下ろすこととなりそうです(どちらかに受かれば)。
次回は僕なりの「幸せの本質」について書きたいと思います。
それではありがとうございました。

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