医者は 「私の体」「私の心」の専門家ではない。

専門的な医学知識がない患者にとっては 時に医師が万能の神様のように思えて、病気を治してくれるはずと思い込んでしまうことがあります。病院に行けば 薬を飲めば ツラい症状が解決すると思っています。

医師や薬は 病を治すサポートをしてくれますが(そうであると信じたい)体を治すのは 私たち自身に元々備わった力です。

腸閉塞により、切断された端と端をまた繋ぐという手術後1週間ほどで食事が摂れるようになりました。切った臓器と臓器がまた繋がるというのは 本当に不思議なことでした。

ゴムホースを切断して繋げても 人為的 外部の力で繋げるのは可能ですが 人間の体の場合は 生きた生命体としてそれ自体で繋がっていきます。内臓にも意思があるかのようです。

栄養状態が悪いと体を修復する材料が足りずに縫合不全を起こしたり合併症を起こしたりもするようですが、基本的にどれ程 医学が進んでも 「治す力」は 私達自身の中に備わっています。

ところが、今 医学万能信仰 ワクチン万能信仰に私達は陥っていて、病院が神殿であり、医師が神の使いであり 薬やワクチンがが神様からの恩寵のように 新薬を待ちわびている人も多いようです。

でも 原点に立ちかえって考えれば、医師は過去からのたくさんの症例をを見て 先々こうなると判断を下しますが 一人一人の人間の心と体は 類型があるようにせよ まったく違うものです。

非科学的だと言われ、エビデンスがないと言われますが「 信仰」により 病気が治った例はいくつもあります。

外科医でもあったノーベル賞受賞者の「人間 この未知なるもの」の著者アレシキス カレルは、ルルドの泉で病が癒えた人の姿を紹介しています。

アレクシスカレルは 1902年にルルドの泉で体験したこと、目撃したことを著しています。

信仰による奇跡はすべての人に起こるわけでありません。確率何%とかいう数字でもありません。しかし 確かに「信じる」という心が奇跡を起こしています。

現在の薬やワクチンも 本当に人類を救いたいという思いで作られ、多くの人が「信じる」なら効果は出るかもしれません。でも そこに利益を求める心や 肉体生命さえ長らえればいいといった エゴが占めるとどうでしょうか。

生命を得んとして生命を失うことにつながりはしないかと思うのです。(現行のワクチンに関してはその傾向が出ているように思います。)

現在 人々は神仏への信仰を失っていって 神様と繋がる心を忘れています。古来 疫病や天変地異が地を覆うとき 神仏に祈りを捧げ、悔い改めをしました。教会や寺院はその祈りを聞き届けていただく神聖なる場所だったのですが、コロナパンデミックで そうした場所も閉じられていたりします。

私達が 心の主権を 「マスコミ」や「この世の権威者」に預けながら 「神仏」を蔑ろにする時代には 奇跡は起きにくくなっています。

しかし、確かに 神仏を信じる人々のなかに奇跡は起きています。それが「私」ではなくとも私はそれを信じています。

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