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『テスト』が勉強の質を高める

教育業界に入り、およそ20年。
過去、めちゃくちゃたくさん勉強しても、どれだけたくさん関わっても成績が伸びない子ってたくさん見てきた。
その生徒に共通するのが
『勉強の質』が低いこと。

勉強の質が低いって、どうゆうことか。
『ただ、自分の解答を書いているだけ』
『ただ、解説を見ているだけ』
『ただ、答えを丸写ししているだけ』

いわゆる『勉強』ではなく『作業』に近いことをしている人たちの勉強方法です。

では、勉強の質を上げるためにはどうすればいいか
極端な話、生徒にこう言えばいい
『1週間後のテストで、80点未満だったら、おまえの家族を〇すぞ!』
・・・・極端すぎるか・・・笑

『1週間後のテストで、80点未満なら追試。80点以上合格しなければ、何度でも問題変えて追試やります』

これって、ありふれているようでとても重要なんです。

普通に『テキスト10ページを宿題にする』よりも、子どもたちはテストの宿題の方が必死に勉強する

『必死に考えて、自分の解答を書く』
『必死に解説を見て、理解・暗記をする』
『解答を見ずに、自分なりの解答を書く』

つまりは『テスト』という脅しが子どもにプレッシャーを与えて、一気に意識が上がるんだよね。
だから、
『授業の確認テスト』
『学校の定期テスト』
『大学受験』
の存在は子どもたちを必死に勉強させる道具なんだよね。

個人的に将来の教育に受験システムは必要はないと思う。
でも、テストがない勉強の質が下がるのでは・・・。

だったら、テストに代わりにプレゼンすればいい。

日本の教育の『受験』というシステムは正直社会に役立たたない。
でも、受験がないと努力する機会が奪われる。

じゃあ、受験の代わりに人前で、自分の探究学習したことを発表すればいい。一段と学びの質が上がり、能動的な学習に転換できそう。

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