洋ナシ

関西出身、東京在住。バツイチ51歳の洋ナシです。 先日離婚しました。 離婚から学んだこ…

洋ナシ

関西出身、東京在住。バツイチ51歳の洋ナシです。 先日離婚しました。 離婚から学んだことや気づいたこと。離婚したからこそ得られたことを共有できることを発信できるよう、書き続けていこうと思います。よろしくお願いします。

マガジン

  • 【自分次第で未来は変えられる】を教わった、元夫の不祥事

    夫に裏切られた最悪の出来事。そこから学びがあったと思えた時、乗り越えられていることに気づけました。そう思うまでに18年かかったけれど、今は思い出して記録しておきたい気持ちになれたので、振り返って書き残します。

最近の記事

夫の浮気相手からかかってきた電話で言われたこと

こちらの続きです 話に進展がないまま、私と子どもたちは大阪へ戻りました。 そこから一か月ほどたったころ、私の携帯電話に番号非通知の着信がありました。 いつもより、けたたましく鳴り響く気がした着信音。きっとこれは、夫の運命の人だ! 女の勘とやらはやはり当たるもので、「はい」と電話に出ると、ヒステリックな女性の声で、いきなり怒鳴られました。 「あなたのせいで私たち結婚できないのよ!さっさと離婚しなさい! それか、死ね!」 常軌を逸した人の声を聞いて降りてきた言葉は、人の振

    • ⑥「今から死にますと電話してきた人」 続き

      ↑のつづきです。 血相を変えて飛び出していった夫は、1時間もしないうちに帰ってきました。 「お帰り。早かったね。どう? 死んでた?」 「死んでなかった」 「でしょうね。こういうことする人なの?」 「うん。実はこれが初めてじゃない」 「どういうこと?」 「さっさと離婚して、って言っては暴力振るわれる。すぐ死ぬって言う」 「ごめん… ぷぷっ」 私は耐えきれず、笑ってしまいました。女性が言う、死んでやる! は絶対死にませんし、酔っちゃった、という女性も酔ってはいません。 残

      • 【自分次第で未来は変えられる】をおしえてくれたのは元夫の不祥事でした ⑤「今から死にます」と電話してきた人

        ↑のつづきです。 ここまで、あれこれと思い悩んでいる間に、新居へ引っ越しをしています。長男の入学式、長女の入園式の写真はあるのに、その当時の記憶が全くありません。うつ病になってしばらくしたところで、自分のことがよく分からなかった時期。思い出しても良いことはなさそうなので、素敵な物忘れだと思うことにしています。 離婚するというゴールを決めたことだし、ちゃんと会って話をしよう。そう思い、子どもたちを連れて、名古屋まで夫に会いに行きました。やっとこの行動ができたのは、子どもたち

        • 【自分次第で未来は変えられる】を教えてくれたのは元夫の不祥事でした ④ゴールを設定してみた

          ↑の続きです。 この頃から、一進一退を繰り返しながらも、うつ病のお薬を減らすことができるようになっていきました。 でもですね。強くなろう!の決心を、揺るがしてくる人がいたのです。それは夫でした。 夫は、家族に対して冷たい態度を取りながらも、こちらから連絡をすればすぐに返事をくれ、変わらず毎月の生活費も振り込んでくれていました。 刺すなら一思いに刺してほしいところ、やっぱり刺さずに真綿で首を絞めます、的な夫の甘塩対応。じんわり苦しいのに、助かる方法を考える猶予を与えられ

        夫の浮気相手からかかってきた電話で言われたこと

        • ⑥「今から死にますと電話してきた人」 続き

        • 【自分次第で未来は変えられる】をおしえてくれたのは元夫の不祥事でした ⑤「今から死にます」と電話してきた人

        • 【自分次第で未来は変えられる】を教えてくれたのは元夫の不祥事でした ④ゴールを設定してみた

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        • 【自分次第で未来は変えられる】を教わった、元夫の不祥事
          7本

        記事

          【自分次第で未来は変えられる】を教えてくれたのは元夫の不祥事でした ③長男のストレス10円ハゲ

          ↑の続きです。 年が明けたらすぐ、何かプレゼントを買ってもらう気満々で、とても楽しみにしていた10回目の結婚記念日でした。 春になれば、長男は小学校へ、長女は幼稚園へ、それぞれ入学入園が決まっていました。そのタイミングに合わせて引っ越せるよう、思い通りに建ててもらった新居もすでに完成。どう考えても、人生で何度目かの幸せの絶頂であったはずなのに、一夜でどん底へ落ちた気分になりました。 手に入れた大切なものが、その手のひらからこぼれ落ちていくのを止められないような感覚で過ご

          【自分次第で未来は変えられる】を教えてくれたのは元夫の不祥事でした ③長男のストレス10円ハゲ

          【自分次第で未来は変えられる】を教えてくれたのは、元夫の不祥事でした ②夫の自供 つづき

          ↑の続きです。 「どうしても、結婚したい人ができた」 「は?」 「自分でもどうしていいかわからない。お前に不満があるわけじゃないけど、運命の人に出会ってしまいました」 「はあ… で?」 「彼女と彼女の子どもを守りたい」 「子どもいるの!?」 「彼女はバツイチで、小学生の男の子がいる。俺はその子の父親になりたいと思ってる。でも今の家族に不満があるわけでもないから、どうしていいかわからなくて」 気が付けば号泣していました。夫が… なんでやねん! 夫が浮気しているであろうこと

          【自分次第で未来は変えられる】を教えてくれたのは、元夫の不祥事でした ②夫の自供 つづき

          【自分次第で未来は変えられる】を教えてくれたのは、元夫の不祥事でした ①元夫の自供

          「ちょっと、お話があるんですけど」 見たことがないほどの神妙な面持ちの夫から、なぜか丁寧な言葉でそう話しかけられたのは18年前。もうすぐ1年が終わろうとしている、12月30日の夜21時頃のこと。当時6歳の長男と、3歳の長女を寝かしつけた直後でした。  夫とは、学生時代にテニスサークルの先輩と後輩として出会いました。 夫が先輩、私が後輩です。なので、私が使うことはあっても、夫が私に丁寧な言葉で話しかけてくることなど、今までにないことでした。 短大生だった私と2学年先輩だっ

          【自分次第で未来は変えられる】を教えてくれたのは、元夫の不祥事でした ①元夫の自供

          【自己紹介】よろしくお願いします

          はじめまして。51歳の洋ナシです。 先日、離婚しました。 それはそれは円満な離婚でした。たぶん。しらんけど。 円満にお別れして、前向きな気持ちで第2だか第3だか4だか5だか・・・いくつ目かわからない新たな人生を踏み出すために、「離婚」の話が出てから18年という時間が過ぎていました。 うつ病にもなったし、生きていくのをやめようと思ったこともありました。 それでも50歳を過ぎて離婚を決断したら、とてもとても楽になりました。 肩の荷が下りるとはこのことか!と口に出したほど。

          【自己紹介】よろしくお願いします