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別府のラクテンチはレトロ

東良祐さんの記事を見ていたら、とても懐かしく思い出したので、私も書かせて頂きます。

我が家は三代行ってました。
ラクテンチは、最初、金鉱山だったと聞いたことがあります。
が、温泉が出て、掘れなくなりその土地の利用で、温泉をつくり、ケーブルカーを引いて、温泉博覧会を開いたと聞いています。
ケーブルカーも珍しく、山の上からの眺望も良く、人気があった為、その後遊園地になったとか。

父は、昭和五年生まれで、ケーブルカーに乗った記憶があったらしいです。
また、私の子供の頃も、行っていた写真があります。
「お猿の電車」というのがあり、一番前の車両に籠の中に入れられた日本猿がいました。
確か、その後ろでにこやかに手を振っている私の写真がありました。

別府近郊の人達は大体、「ラクテンチ」に行った事があると思います。遊具はあり、動物もいて、動物園の役割もあります。
象もいました。カバもいました。
26、28歳になる子供達も子供の頃、遊びに行きました。
アヒルの競走というのがあって、どのアヒルが一位になるか賭けをするのです。これがなかなか賭けてるアヒルが、一位にならないので、子供達は、悔しがるのです。一位を取れると、好きなお菓子が貰えました。

まだ、あるのかはわかりませんが、「お猿の温泉」と言って、ブタオザルの檻の中には温泉が引いてありました。
冬の時期は、猿達は温泉に浸かりっぱなしです。ふやけないのか、のぼせないのか、上がったあと風邪引かないか心配したものです。

桜の季節には桜の木の上からの眺めで、桜の花々と、別府の街並みを見下ろして楽しめます。

そういえば、一度、ケーブルカーにランドセルを背負った子供達が乗って来たので、ビックリしたのですが、後で聞くと、ラクテンチより上に住んでいる児童が、ケーブルカーを通学手段で、利用していたのです。
定期も持っていました。面白いですよね。

後、6年で、100周年です。
親子三代で楽しませてもらった「ラクテンチ」
いつまでも続いて欲しいです。

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