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平面図好き

広告会社にいた頃、すごい数の建て売り住宅のトレースをしました。
元々、大学で製図の授業があり、ロットリングを持っていました。
ロットリングというのは、ペン先は、ボールぺンの様で、インクを補充して使う、同じ太さの線が描け、建築か、デザインで使うペンです。
ペン先は、細くて0.35mmです。

ロットリング



今では、パソコンで楽々出来る製図ですが、昔はロットリングの他にカラス口という、インクを浸しながら定規で直線を描く道具がありました。

カラス口


全てが手書きだったのです。
パソコンでもチャレンジした事がありますが、
図面が、バラバラになってしまい、まだ、出始めで、操作が難しくめげてしまいました。 

バブルだったからでしょう。
住宅分譲地が次々開発され、ゆうに100件はトレースしました。
そんな事があったので、平面図好きになりました。
建物の内部を見ると、平面図が解ります。

古い洋館も好きで、平面図も好き。
だけど、建築科には進んでいないのは、

数学がダメだったからです💦

それならと、「インテリアコーディネーター」の道に進もうと勉強もしました。
しかし、難しいんですね。
木材を見て、何の木か、なんてわかりません。
すぐ諦めました。
娘が授業で、「アンティーク検定」の資格を勉強していたので、一緒に勉強をした事があります。「インテリアコーディネーター」の資格試験にも似ていて、娘の方が「インテリアコーディネーター」になれるんではないかと思ってしまいました。

世の中には資格をサクサク取る人がいますよね。
資格を何も持っていない人から見れば、凄く羨ましいです。
色々していた割に何の資格もなく生きて来たんだなぁとしみじみ思いました。

私は、二回新築の家の設計に参加する事が出来ました。
一回目は、私の実家の建て替えの時で、二回目は子供が小さい頃主人の実家の隣に家を建てました。
勿論、建築家では無いのですが、建築士さんに皆んなの要望を平面図にしたものを渡して起こしてもらいました。

二回も間取りを考えさせてもらえた事は、
人生でもとても貴重な事だと思えます。
たとえ、少し不便があったとしても、、、
予算が足りなくて諦める事が多かったとしても、、、💧

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